=立川テント村宣伝カーへの右翼の襲撃を許さない= 抗議声明とカンパのお願い

●右翼による襲撃で破壊されたテント村の宣伝カー
11月23日、陸上自衛隊立川駐屯地で開催された「防災航空祭」に抗議する例年の情宣活動を行ないました。ここ数年、わたしたちを攻撃するために複数の右翼団体が登場していましたが、今年の攻撃は特別に激しいものでした。何台もの街宣車でテント村の宣伝カーを取り囲んで進路をふさぎ、大音響で「国賊!」と叫び続けて反戦の呼びかけを妨害したり、サイドミラーを割ったりという暴力行為を続けました。
さらに行動終了後、駐車場へ撤収中の宣伝カーを路上で街宣車が取り囲み、7~8名の右翼が1時間にわたって宣伝カーを叩く、蹴る、ものを使ってガラスを割るなどの乱暴をはたらきました。また車内の運転手に対し、民族差別やセクハラを含む激しい罵声を浴びせ続けました。
右翼対策員と思われる10名ほどの私服公安警官は暴力行為の当初から周囲にたむろしていましたが、一向に暴力を止めることなく、宣伝カーの破壊を放置しました。途中から到着した10名ほどの立川署警備課の制服警官も、なにやら公安と打合せをしたり、他の車の通行を確保するための交通整理をするばかりで、目の前で繰り広げられる破壊行為に対して手出しをしようとしませんでした。
暴力行為がはじまって1時間後、ようやく警官が街宣車に移動を促し、宣伝カーは移動することができました。

●「終わりにしよう天皇制11・26大集会」への大結集を!カンパを!
被害は、フロントガラス、サイドミラー、前後のランプ、フロントグリル、鍵穴・ワイパーの破損など全体に及んでいます。ボディは数十回蹴りつけられて変形し、走ることはできますが内部の損傷なども心配です。車を破壊した右翼はもとより、暴力を放置した警察に対する怒りも禁じえません。
この攻撃は、立川駐屯地祭への抗議行動を潰すために行われたものであると同時に、直後の11月26日に予定されている「終わりにしよう天皇制 大集会・デモ」への事前攻撃であることは明白です。襲撃にきた右翼からは、「26日はこんなもんじゃねえぞ」とか、「去年今年とよく壊れる車だなあ」などの発言もありました。昨年11月20日に吉祥寺で行われた「天皇制いらないデモ」でもテント村の宣伝カーが襲撃・破壊されましたが、一連の「平成代替わり反対闘争」でこの宣伝カーが果たしている役割を念頭においての襲撃です。
暴力を使って基地反対や天皇制反対の声を封じ込めようとする右翼団体、襲撃を黙認することで運動つぶしをはかる警察を許すことはできません。「終わりにしよう天皇制 大集会・デモ」(11/26 13:00 千駄ヶ谷区民会館)への大結集を訴えるとともに、修理費や買い替えも視野にいれたテント村へのカンパをよろしくお願いします!
2017年11月24日

立川自衛隊監視テント村
立川市富士見町2-12-10-504 042-525-9036 tento72@yahoo.co.jp

カンパ振込先⇒郵便振替00190-2-560928(口座名「立川自衛隊監視テント村」)

【抗議声明】全世界の民衆の闘いを伝えてきた人民新聞社への不当弾圧 編集長不当逮捕・家宅捜索に抗議し、即時釈放・返却を求める 人民新聞社 2017年11月22日

新体制作りを始めた矢先の弾圧
人民新聞社は1968年に創刊し、毎月3回発行しています。
日本中・世界中で権力とたたかう人々の声を伝えてきました。
この夏に大阪府茨木市に事務所を移転し、世代交代と地域密着でより広い協力体制を作り、編集体制の強化を進めていました。
その矢先の11月21日、突然編集長が兵庫県警に不当逮捕され、事務所が家宅捜索されました。
容疑は「詐欺罪」で、新聞社とは関係が無く、内容も不当そのものです。
私たちは編集長の即時釈放と、押収品の返還を求めます。
事務所を包囲する異様な捜査
21日朝7時、尼崎市の編集長の自宅が家宅捜索され、兵庫県警生田署に連行され逮捕されました。続けて9時ごろ、20人以上の警察が茨木市の人民新聞社の事務所を包囲し、社員1名が来ると家宅捜索を開始。こちらが各所に電話したり撮影・録音することを禁止し、社員は軟禁状態にされました。
後から来た社員には令状も見せず、立ち入りを妨害。マンション入口に検問を張り、出入りする他の住民全員に職務質問しました。住民を怖がらせて移転した事務所を孤立させる狙いが明らかであり、捜査の不当性が際立ちます。
全てのパソコン・資料を押収する不当捜査
この結果、新聞社は全てのパソコンと読者発送名簿も押収されました。
新聞発行に多大な影響が出ており、兵庫県警に断固抗議します。また、大事な名簿が押収されてしまったことを、読者・関係者の方々にお詫び致します。
報道では「自分名義の口座を他人に使わせていた」とありますが、それだけで
「最初から口座を騙し取った」と言い切り、逮捕や家宅捜索まで行うのは明らかに不当です。私たちは今回の逮捕・家宅捜索は、人民新聞社の新体制への
あからさまな弾圧であると考えます。
実質的な共謀罪の適用の可能性が
今回の件で東京でも警視庁が2箇所を家宅捜索し、関係者に任意出頭を要求しており、弾圧の拡大が懸念されます。
6月に成立した稀代の悪法「共謀罪」は、犯罪の無い所に「犯罪をした」と物語をでっち上げ、市民運動や報道機関を弾圧・萎縮させる目的です。
警察は、実質的な共謀罪の適用を始めたと考えます。
●私たちは弾圧に屈せず編集長を取り返し、新聞発行を続けます
私たちは、弾圧には絶対に屈しません。新聞の発行を続け、権力の不正を暴きます。全ての報道機関と社会運動が同じ危機感を持ち、抗議・協力して頂くことを
呼びかけます。
すぐ釈放せよ!
・全ての押収品を今すぐ返還せよ!
・捜査、弾圧の拡大をやめよ!
・兵庫県警は編集長を今
勾留されている三ノ宮の生田警察署:078-3330-110
捜査している兵庫県警:078-3417-441
ぜひ、ともに声を上げてください。
【人民新聞社】
電話:072-697-8566 FAX:072-697-8567
メール:people@jimmin.com
ツイッター:@jimminshimbun
★救援カンパをお願いします★
編集長の早期奪還、新聞継続のための救援カンパをお願いします。
郵便振替口座:00940-5-333195 人民新聞社

2016年3月2日のAさんの不当逮捕に抗議する!!

オリンピックによる野宿者追い出しを許さない!
新国立競技場3.2弾圧救援会
2016年3月4日金曜日
オリンピックによる野宿者追い出しを許さない 新国立競技場3.2弾圧救援会声明
 3月2日の午前8時過ぎ、私達と活動をともにしてきた仲間Aさんが路上で警官7、8人にいきなり取り囲まれ、パトカーに乗せられ連れ去られるという事件が起きました。いわゆる令状逮捕といわれるものです。容疑は1月27日の新国立競技場建設予定地での野宿者強制排除の現場で、JSC(日本スポーツ振興センター)職員に怪我を負わせたというもの。しかし、これまでの新国立競技場建設をめぐるJSCと明治公園の野宿当事者の話し合いの過程からすると、今回の逮捕はあまりに事実経緯を無視したものです。1月27日から1ヵ月以上たっての、この突然の逮捕は、問題含みの新国立競技場建設を強行するための社会運動に対する弾圧 と考えざるをえません。私達「オリンピックによる野宿者追い出しを許さない
新国立競技場3.2弾圧救援会」は、この不当逮捕・弾圧に対し社会的な陣形を形作り撃ち返し、Aさんを一日も早く取り返すことを目指します。
1月27日に起こったこと 圧倒的な暴力を振るったのはJSCです
 1月27日の早朝、JSCは大量の警察官・警備員を動員して、新国立競技場の建設予定地である明治公園の出入り口を封鎖しようとしました。クレーン車で鉄パイプを組んだバリケードを吊り下げ、抗議する野宿者や支援者の頭上をかすめるようにして設置を強行し、また、出入り口に集まった私達を追い出しました。JSCや警備員・警察官らによる暴力がふるわれる中、傷を負った私達の知人友人が何 人もいます。さらにはJSCの職員が救急箱を持って走り、私達の友人の怪我に薬を塗るといった光景も見られました。
そもそものはじまりであり、最も大きな暴力は、JSCによる公園の強制封鎖です。中に人が暮らしているにもかかわらず、またこれまでの話し合いを反故にして、いきなり生活空間の出入り口を封鎖しようとしたJSCの稚拙で非人間的なやり方が、1月27日の騒ぎの原因であることはまちがいありません。
3月2日のAさんの逮捕は、容疑である「公務執行妨害」と「傷害」が事実無根であるだけでなく、1月27日に明治公園でJSCが振るった暴力と嘘を隠蔽し、居直るという意味でも許しがたいものです。
追い出しではなく、話し合いを! 私達はずっと求めてきました

<div> これまでJSCは、公園内に野宿し暮らしてきた人達の求めに応じて話し合いを続けてきました。そして、「住んでいる人がいる間は生活に影響のある工事はしない」「話し合いで解決する」と約束してきました。それにもかかわらず1月27日、JSCは明治公園を強制封鎖しようとし、野宿者・支援者の必死の抗議によってそれが中止せざるをえなくなった後も2月5日には再び警察官を使って出入り口を閉ざそうとしました。紙切れ一枚で工事の妨げになるものは人間であろうとなんであろうと排除する、という姿勢です。しかし私達は、JSCがなりふり構わぬ追い出しを行うようになった1月27日以降も、話し合いでの解決を求めて活動してきました。2月17日には、JSC職員が明治公園にやってきて、 30分 ほどですが話し合いを行い、「人が暮らしている間は工事はできない、しない」ということをあらためて確認しています。Aさんが逮捕された3月2日は、私達が1月27日の危険な工事や2月5日の強制封鎖の法的根拠などJSCに確認したいことをまとめた質問書の回答期限でした。それへの返答が今回の逮捕なのでしょうか?
野宿者に対してなら約束も確認も守る必要はないということでしょうか?
今回のAさんの逮捕は、当事者と支援者を力づくで分断することによって、これまでの話し合いのプロセスを踏みにじるものです。今回の逮捕の報を受けた公園に住む野宿当事者は「こんなやりかたでは、出ていくわけがない」と憤っていました。私達は引き続きJSCに話し合いを求めていきます。

A さんを一日も早く取り戻すため、多くの方々の支援と連帯を
 私達は、3月2日のAさんの逮捕をJSCと警察が一体になった形での社会運動に対する圧力であり、野宿者追い出しの一環としての弾圧と考えます。マスコミを大量動員しての見せしめ逮捕を絶対に許すことは出来ません。JSCが1月27日に明治公園で行ったことは、いくつかの動画が上がっているのでぜひご覧になっていただきたいと思います。
今回の不当逮捕の容疑のひとつは「公務執行妨害」。これはJSCの職員が公務員とみなされること(「みなし公務員」)を表しています。法的根拠を示せずに、果たして公務といえるのでしょうか?
今回の弾圧により、あらためて新国立競技場を建設する主体であるJSCに注目が集まって います。だからこそ、この機会にJSCの行状を白日の下にさらし、貧者を更に厳しい状況へ追い込む権力者たちを大衆的に包囲していく重要な契機であると考えています。警察署に勾留されているAさんも同意見であり、黙秘を続けて頑張っています。
今回の逮捕は、法律・警察権力の濫用であると同時に、人権侵害なしでは計画が進められないJSC・新国立競技場のあり方そのものの問題です。社会の矛盾が最も凝縮する中で暮らしてきた野宿者に対して、国策としてのオリンピックのために一方的に追い出すJSCに対する広範な社会的批判を創りだしていきましょう。そしてAさんの一日も早い奪還を、実現しようではありませんか。
文責:オリンピックによる野宿者追い出しを許さない 新国立競技場3.2弾 圧救援会
2016年3月4日
これまでの経緯について→国立競技場周辺で暮らす野宿生活者を応援する有志ブログ
【救援カンパ】一刻も早くAさんを取り戻すために支援と連帯をお願いいたします
みずほ銀行渋谷支店(普)9095210「のじれん」 郵便振替口座00160-1-33429
 「渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合」 ※「救援」の旨明記ください。

戦争法阻止!国会前闘争が爆発  弾圧をはねのけ全員の釈放かちとる

9月19日未明、安倍は一連の戦争法案を参院本会議で強行採決した。
しかしこの戦後の歴史を大転換させる攻撃に人民の怒りが爆発した。
戦争法案絶対阻止の怒りの声が国会を取り巻き、連日連夜、国会周辺には、数万人のデモ隊が結集して鉄柵・機動隊車両で重警備する警察と対峙し、激しい実力攻防が闘われた。 国会周辺に張り巡らされた鉄柵は人民の怒りの爆発によってあちこちで引き倒され、機動隊は闘う隊列に襲いかかり暴力を振るいながら、多くの逮捕者・負傷者を出していった。
9月14日から18日にかけて連日のように逮捕者が出て、その数は20名に及んだ。
7月の3名、8月の2名と合わせるとこの間の国会前での逮捕者は総計25名となった。
救援連絡センターは、逮捕された仲間の関係者と連携しながら救援態勢をとり、弁護士の協力を得て、反撃の活動を行った。
今回の国会前の攻防では誰が逮捕されても不思議ではない状況があった。
逮捕された仲間を取り戻すために全力をあげて闘うのは、戦争法に反対する闘いと一体の闘いである。弾圧する国家権力と闘わずして、戦争に向かう安倍を先頭とする支配階級と対決することはできない。
かつての15年戦争は治安維持法と特高警察による治安弾圧下で遂行された。戦争に反対する勢力を投獄し虐殺することを通して、人民を戦争へと動員していくのだ。
弾圧に対しては反弾圧・反権力の闘いを組織し、共同して反撃することこそが重要だ。
また獄中・獄外を貫く完全黙秘-非転向の闘いについても、勾留が長引くから、黙秘すべきではないなどと黙秘を訴える救援連絡センターへの誹謗中傷が今回もくりかえされた。
完全黙秘は権力と闘うための最大・最強の武器であり、権力に打撃と敗北感を与える獄中闘争なのだ。今回、全員の釈放をかちとり、逮捕された仲間からの獄中体験談を聞きながら、ますますそのことは確信となっている。
全員がでっち上げ逮捕だ
9月14日から18日にかけての逮捕は、全員が公務執行妨害をでっち上げられての不当逮捕だった。
20名の逮捕者のうち救援連絡センターに弁選が入ったのは15日逮捕の2名と16日逮捕の8名、計10名である。
実際の逮捕状況は、ほぼ全員が機動隊員によって闘う隊列から引きはがされ、機動隊の部隊に引きずりこまれ、引き倒されて殴る蹴るの暴行をされて逮捕されている。1名は肋骨骨折の重傷で、他のほとんどの人も打撲や擦過傷などの負傷をしていた。断じて許してはならない。
取調の実態は事実関係を調べることもなく、「運動をやめろ」とか「自分の将来を考えろ」などの転向強要に終始したのである。
国会前で爆発した人民の闘いに危機感をもった権力が機動隊の暴力を行使して、闘いを圧殺しようとしたのが一連の弾圧だ。「公務」とは機動隊の暴力行使以外の何ものでもない。全員が公務執行妨害のでっち上げ逮捕である。
弾圧の意図は闘う団結を破壊し、国家に逆らう者をねらい打ち的に逮捕し、運動を分断し萎縮させようとするねらいであることは明白だ。
全員を分散留置
弁護士接見の妨害許すな
ほとんどが夜の逮捕であり、露骨な弁選妨害・接見妨害が行われた。まずは弁護士の接見で誰がどこの警察署に囚われているかの確認が早急の課題だった。
とりわけ16日の逮捕は夜の8~9時前後に集中し、13名全員が麹町署に連行された。ただちに救援連絡センターの弁護士が麹町署にかけつけ、主催の総がかり行動実の弁護士と一緒に接見を要求した。しかし麹町署は接見を要求する弁護士を深夜まで待たせ、13名を13の警察署に分散留置した上で、留置先の警察署で接見するように指示した。
全員の身柄が麹町署で長時間拘束されていたにもかかわらず、弁護士の接見を妨害し、弁護士には各警察署に移送したと嘘をついた。
逮捕された仲間は直ちに弁護士との接見を要求したにもかかわらず、警察は弁護士は来ていないと嘘をついた。
許せないことに不当逮捕に抗議し、弁護士との接見を要求した仲間を外から見えないように衝立の中に押し込め、警察官が数人がかりで暴行したのだ。
13名が留置先の警察に移送されたのは午前2時から3時ころで、救援連絡センターに弁護士選任の連絡が入ったのはそれからであった。明らかな接見妨害である。
国会闘争で相次ぐ逮捕
国会前での連続した闘いでは九月だけでも次のような逮捕があった。
9月14日、2名逮捕。センターとは別の弁護士がついて、16日に検事釈放。
9月15日、3名逮捕。うち2名はセンター弁選で10日間勾留後、25日に釈放されたが、2名とも逮捕時に暴行されており、1名は肋骨骨折の重症を負わされた。2名は取調を拒否して闘い抜いた。
他の1名はセンターとは別の弁護士がついて、詳細は不明。
9月16日、13名逮捕。うちセンター弁選は8名。13名全員が分散留置であり、留置先の警察から深夜に弁選が入る。ほぼ全員が機動隊員に引き倒されて足で蹴る、殴るの暴行をされ、負傷していた。「公務執行妨害」は完全なでっち上げである。
13名のうち、18日には7名が検事釈放。19日には6名が10日間勾留され、25日に釈放された。勾留されたうちの3名が取調を拒否し、2名は検察庁・裁判所への連行も拒否したため、車いすに縛り付けられて連行された。
9月17日、80歳の男性が一名逮捕されたが、センターとは別の弁護士がついていて、詳細は不明。
9月18日、60代女性がカッターナイフで鉄柵を縛り付けているロープを切ろうとしたとして逮捕。別の弁護士がついていた。
センターに弁選が入って、勾留が決定したのは15日逮捕の2名と16日逮捕の6名。計8名に対する救援活動が連日のように取り組まれた。
逮捕直後からの反撃戦
逮捕直後から、警視庁や麹町署への抗議行動と逮捕された仲間への激励行動が取り組まれ、国会前の闘争現場でも反弾圧の闘いへのカンパが訴えられた。
検察庁へ押送される日は検察庁弾劾と仲間への激励行動が取り組まれた。裁判所の勾留質問の日は裁判所入口で、仲間が押送されてくる車両に向けて激励行動を行った。
留置先の警察署への弾劾と仲間への激励行動も取り組まれた。これらは獄中で闘う仲間には大きな励ましとなり、勇気づけられたことが報告されている。
連日のように弁護士接見や差入れ、警察への抗議電話などの活動が続けられた。
獄中の仲間は完全黙秘の闘いを貫き、うち五名が完全黙秘の一環として取調を拒否して闘った。指紋採取と写真撮影を拒否した仲間もいたが、警察官が数人がかりで身体を押さえつけて無理やり指紋をとり、写真撮影を強行した。
検察や裁判所への連行を拒否する仲間に対して、警察は車いすに縛り付けて連行した。 取調の呼び出しにも応じず、房から出ることを拒否する闘いが広がっている。取調拒否の闘いに対して、今回は強制的に取調室に連行することはしていないが、弁護士や外からの抗議がなければ暴力的に連行することもありえた。獄中・獄外の連帯した闘いが重要である。
赤坂署は取調拒否、指紋採取拒否、写真撮影拒否をはじめ、警察官による指示に一切従わない仲間を6日間も「保護房」にぶち込むという拷問を行い、弁護士と救援の仲間は赤坂署への弾劾・抗議を行った。
獄中での暴行に対しては、直ちに獄外での弾劾行動や抗議電話の集中などで反撃しよう。 代用監獄撤廃・「保護房」撤廃を実現しよう。
不当な家宅捜索
今回の弾圧では9月21日から釈放当日の25日にかけて被疑者個人宅や現代社、シェアハウス「りべるたん」、三里塚の団結小屋など6か所に家宅捜索が強行された。
とりわけ「りべるたん」の家宅捜索は、警官がいきなり網戸をこじ開けて、窓から土足で侵入してきたのである。
捜索に当たって警察はマスコミ関係者を同伴し、捜索現場をテレビ放映させるなどして、「過激派」キャンペーンを行った。
今回の捜索の特徴はこれまでの捜索は早朝か午前中が多かったのだが、時間をずらして午後に捜索するケースが目立った。公安刑事が大勢の機動隊や制服警官を引き連れて、わざと周辺住民に知らせることも含めて捜索を行い、今回の弾圧が運動つぶしを目的としたものであることが明白となった。

りべるたんの窓から土足で侵入する公安刑事
りべるたんの窓から土足で侵入する公安刑事

勾留の不当性
16日逮捕の6名の勾留理由開示を統一公判としてやるよう弁護士は要求したが、裁判所は6名の統一公判を恐れて、2名の開示公判しか受けなかった。
9月25日に開かれた2名の仲間の勾留理由開示公判は、地裁の430号法廷という警備法廷でたった20名しか傍聴できない法廷だった。傍聴を制限されながらも被疑者・傍聴人・弁護士は一体となって、勾留を決定した裁判所を弾劾しぬいた。勾留決定した裁判官ではない有賀貞博裁判長が対応したが、弁護人の釈明要求には何一つ答えられないばかりか、拍手しただけで傍聴人を排除するなど、暴力的な訴訟指揮を乱発し、勾留の理由など何もないことが明白となった。
完全黙秘の闘いで
 全員の釈放かちとる
9月25日に取調拒否を含む完黙-非転向で闘いぬいた8名全員を奪還した。うち1名は少年だったが、家裁送致を阻止して、みんなと共に釈放をかちとった。
奪還された仲間たちは続々と救援連絡センターで合流し、再会を喜びながら、あらためて獄中・獄外が団結して完黙-非転向で闘えば、勝利できることを確認しあった。
特に学生や若いメンバーをねらいうち逮捕したことは、見せしめ的であり家族関係を利用しての運動からの切り離し目的であることがはっきりした。
警察は逮捕した仲間を運動から切り離し、密室である取調室で運動への不信感を煽り、転向させようと、さまざまな攻撃をしかけてくる。守りではなく、攻めの姿勢で権力と闘うことが完全黙秘の闘いの核心である。
今回の弾圧に対して取調拒否も含む完全黙秘-非転向の闘い、獄中-獄外の団結した力で勝利したことは、さらに権力と闘う団結を強め、これからの戦争法攻撃と闘う実践へとつながっていくこととなるだろう。
今回の弾圧との闘いで学んだことを多くの仲間に呼びかけていくために、報告集を作ろう、「救援ノート」の改訂版を作ろうとの声もあがっている。
反撃戦から次の闘いへ
一方で、逮捕された直後から、逮捕されたのは「過激派」であるとか、逮捕された側が悪いなどと、今回の弾圧に対して、警察と一体となって批判している勢力がいた。
主催者の一部には弾圧に抗議するコールをかき消すように別のコールで封じ込めようとする動きもあった。闘いの現場から特定の党派を排除しようとする動きもあった。それに対しては「警察と同じようなことをするな」とか「まるで自警団だ」という参加者からの抗議の声もあがった。
権力と闘わずして闘いを分断し、弾圧する側に共感を示して、逮捕された仲間を非難するなど絶対に許してはならない。
ネット上では、「救援連絡センターは過激派の支援団体だからセンターに弁選を入れるな」との誹謗中傷もあった。
今回の国会前弾圧で逮捕された仲間を奪還した力をさらに強化し、次の闘いへとつながていこう。反弾圧の砦として救援連絡センターを強化し、反弾圧の共同闘争を進めていこう。
各団体の抗議声明
今回の弾圧に対しては、多くの団体から抗議声明や反弾圧活動報告があがっている。
・学生ハンスト実行委員会 「9・16国会前弾圧に対する抗議声明」9月20日
・戦争反対9・16弾圧愛宕救援会 「国会前で弾圧された抗議者への救援を呼びかけます」9月20日
・辺野古リレー 「9・16国会前大弾圧を許さない!6名の即時釈放を」9月22日
・福岡市民救援会 「9・16国会前大弾圧を許さない!抗議声明」9月22日
・全学連(伍代委員長) 「9・15-16戦争法弾圧を徹底弾劾する!」9月23日
・戦争させない・九条壊すな!総がかり行動実行委員会 「安倍政権の暴走に抗議する市民を抑圧する不当逮捕を許さない」9月24日
・園良太 「9・16国会前大弾圧、25日に無事全員が釈放されました」
・「9・16被弾圧者の勾留理由開示裁判の傍聴記録」
以上はすべて救援連絡センターのホームページに紹介しているので、ぜひ読んでください。

9.16国会前弾圧の被逮捕者からのアピール

 今回、9月16日の戦争法反対の国会前抗議行動での不当逮捕・弾圧への救援ありがとうございました。9月25日に不起訴釈放を勝ち取りました。1週間で私を含めた計25名の逮捕は、安倍政権が戦争法を何が何でも成立させるという国家意志としてありました。
 16日は逮捕者をはじめ、全ての人が戦争絶対反対で国会前に結集し、実力で鉄柵、警察権力、機動隊車を乗り越え車道を占拠し、主催者であるSEALDsの「非暴力」な抗議行動の枠を超えた凄まじい決起が巻き起こりました。戦闘的な人々がいたるところで機動隊と激突し、私や全学連の仲間も、SEALDsが激突の場から後退する中、最先頭で闘いました。隣の人は名も知らない人でした。あの場は「国会に突入してでも止めてやる!」そんな思いが満ちていました。
 その中で22時ころ、最先頭で仲間とスクラムを組んでいた私に対して機動隊が突然首に手を回し、そのまま引きずり込まれ逮捕されました。警察署で言われた容疑は「公務執行妨害」であり、「機動隊に対して胸に後頭部で頭突きした」という本当に不当な理由でした。あの場に集まった人全てが国会に突入し、実力で戦争法案を止める力と正義が間違いなくありました。安倍の側からあらゆる「ルール」を踏みにじり最後は国家権力に守られて強行採決、文句を言うなら弾圧・逮捕。こんなものは認めちゃいけないと取り調べは完全黙秘・非転向で闘いました。
 国会前での抗議行動と私への救援活動をしてくれた全学連の仲間や弁護士、応援してくれた全ての人の力で無事、不起訴で奪還されました。今回の弾圧を乗り越えて全学連の次なる闘いは、大学での闘いです。国会前の闘いの地平をキャンパスに還流させ、戦争阻止のストライキを実現すべく闘いをすでに開始しています。戦争法が通って、絶望するのではなく、選挙でもなく、実際に戦争法と一体で始まっている大学の軍事研究、戦争協力に対して国会前のように闘おう。国家権力の弾圧に沈黙し、街頭や国会前で戦争反対を言いながら自らの大学、職場、生活圏で始まっている戦争協力を問題にしないSEALDsや山口二郎法大教授の様なあり方ではなく、戦争に対して絶対反対の立場で大学、職場からの戦争協力を拒否し、そしてその闘いを組織して最後は全国で反戦ゼネストを闘う組織を作っていく、これこそ安倍や日本の支配者の戦争政策を根本から粉砕する道だと思います。今秋、京都大と東北大で必ず反戦ストライキを実現する決意です。
 改めて皆様の救援活動に御礼申し上げるとともに、私たち全学連とともにこの秋、戦争阻止のストライキに決起していこうと救援読者の皆様に呼びかけます。(被逮捕者全学連・U)

公安警察のスパイ化工作許さない! 「監禁致傷」での不当逮捕弾劾! 4人の仲間を直ちに取り戻そう!

【1】公安警察による国家犯罪こそが本質だ

9月28日、30日に、全学連の4人の仲間が「監禁致傷」なるでっちあげ容疑で公安警察によって逮捕されました。「被害者」とされる元福島大生・樋口正太郎は約3年にわたって私たち全学連にスパイとして潜り込み、その情報を公安警察に売り渡して数十万~百万円規模の金銭を受け取り、酒食・享楽に換えていた男です。そのことが発覚し、逃走。そして前進社から落下して怪我を負ったことが今回「犯罪」とされているのです。
3・11原発事故以降、多くの人々が「もうだまされない」「生きさせろ」と立ち上がっていく中、樋口は自らの欲望のために他人をだまし、売り渡していたのであり、一個の人間として最低の行為です。しかも上述したように、スパイ行為が発覚し、追放されたにもかかわらず、そのことを開き直り、公安警察と一体となって今回の弾圧に「被害者」として加担しているのです。
しかしながらもちろん、もっとも許せないのは公安警察です。カネ・モノで人間を堕落させ、自らの先兵として利用する。札束でほっぺたをひっぱたいて言うことを聞かせる手法との対決は、あらゆる社会運動が立ち向かわざるをえない闘いです。
私たちはこんなことを絶対に許すわけにはいかないし、この文章を読んで下さったすべての方々に、この不当な逮捕に対して共に闘うことを訴えます。安倍政権が安保法(戦争法)を強行し、戦争へ突き進もうとするこの時代、国家権力の弾圧を共に打ち破っていきましょう。

【2】戦争反対の声をつぶす見せしめの弾圧だ!

今年5月~9月、安倍政権による安保関連法(戦争法)の成立をめぐって、歴史的な民衆の決起が巻き起こりました。8月30日には、安保法成立に反対して国会前に12万人―全国で100万人が立ち上がる巨大な行動に発展。7月末といわれた安保法の成立はずるずると延長していきました。9月16日を頂点として、「なんとしても止める」という怒りが爆発、機動隊の阻止線と激突する闘いにまで発展しました。9月13日~19日までの一週間だけで不当逮捕された人の数は25名にまでのぼりました(全員不起訴奪還)。私たち全学連もこの闘いの先頭に立って闘いました。
今回の弾圧は、安倍政権の戦争政治に怒る労働者民衆の怒りを叩きつぶすための見せしめの弾圧です。この運動が発展すれば、本当に実力で安倍政権が打倒されてしまう、公安警察・国家権力はその恐怖で5ヶ月以上も前のスパイ摘発・追放を「監禁」とおどろおどろしく演出し、「事件」にしようとしているにすぎません。
今、SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)中心メンバーなど一部の勢力が「警察ありがとう」などと述べ、「逮捕されたやつは『過激派』」「迷惑だ」などと主張し、人々の怒りを貶めています。まさしくこのような弾圧に立ち向かえなかったからこそ、かつて多くの人々が戦争に動員され、他国の人々と殺しあわされたんじゃなかったのか。
国家権力の圧力に屈服し、媚びへつらう偽りの「反戦運動」をこえて、かつて戦争に加担させられてしまった歴史をのりこえるべきときです。スパイ化工作と弾圧によって革命運動・労働運動・学生運動がつぶされた戦前をのりこえる道は、いかなる弾圧に対しても「完全黙秘・非転向」で闘いぬくことにあります。
【3】今こそ戦争反対のゼネラルストライキへ!

この秋、全学連は全国大学での戦争反対を掲げたストライキに挑戦します。「武器の研究・生産・流通・使用」そのすべてを実際に担うのは安倍政権ではなく、労働者・学生・市民です。「戦争をやらない」という決定権は最後まで私たちの側にあります。
だからこそ今、安倍政権の戦争政治の下、大学や労働現場での戦争動員政策が強まっています。大学においては、学生の貧困につけこんだ「経済的徴兵制」、巨額の補助金による「軍事研究」、「文系学部の廃止・目的の見直し」が進められています。労働現場においては、たとえば自治体職員は高校生の名簿を防衛省に提供し、そのデータに基づいて自衛隊が全国の高校生に勧誘メールを送るということが行われています。「仕事」「授業」・・・当たり前の日常が戦争協力そのものに変わろうとしています。
今、ほとんどの大学では政治的なビラまきは禁止され、学生の政治活動の自由は禁圧されており、「単位・就活・奨学金」の縛りは学生から政治活動に関わる余裕を奪っています。私たち全学連は、このような大学の現実に立ち向かい、法政大学を先頭に多くの逮捕者・処分者を出しながら闘ってきました。
そして全国で学生自治会の再建に挑戦しながら、昨年には京都大学で学内に侵入し、学生の反戦運動を監視していた公安警察を摘発・追放する行動を実現しました。冒頭のべたとおり、私たちは今こそすべてをかけて大学からストライキを復権する決意です。そのために今回の政治弾圧を打ち破る決意です。ぜひ、共に声を上げてください!
「憲法違反の強行採決=クーデター」に対し、「ゼネラルストライキ=革命」で安倍政権を倒そう! 4人の仲間をただちに取り戻そう!(全学連・齋藤郁真委員長)

 

続報

「監禁致傷」デッチ上げ弾圧の4名を奪還!
9月28日と30日に「監禁致傷」をデッチあげられて不当逮捕された全学連の4名が、10月19日と20日に4名の仲間全員の不起訴釈放をかちとりました! 戦争に突き進む安倍政権によるスパイをつかったデッチあげ弾圧を打ち砕く大勝利です! 弾圧への怒りの声が、寄せられた1000筆超の奪還署名をはじめあらゆる形で爆発し、公安警察・検察庁・裁判所をグラグラに揺さぶって「起訴」策動を見事に粉砕しました!
奪還を勝ちとった4名は、10・21国際反戦デーに合流しました。弾圧粉砕の勝利を突破口に11・1全国労働者総決起集会に打って出よう!!

◆裁かれるべきは、国家権力によるスパイ行為だ!
全学連は今年5月、国家権力が福島大学に送り込んだスパイを摘発しました。スパイ摘発に追いつめられた安倍政権と国家権力は、今回のデッチあげ逮捕を強行したのです。裁かれるべきは、スパイという卑劣な国家犯罪を行ってきた安倍政権と国家権力だ!
今回のデッチあげ弾圧粉砕は、法政大暴処法弾圧無罪、京都大学潜入の公安警察摘発に次ぐ偉大な勝利です。そして、全国大学反戦ストライキへの号砲です。京大・東北大を先頭にストライキで戦争阻止の大闘争を巻き起こし、安倍政権を打倒しよう!(全学連・齋藤郁真委員長)

9・16被弾圧者の勾留理由開示裁判の傍聴記録 9月25日

430法廷、最も小さいところ。20人しか入れない。

9:58 法廷前へ、カメラや携帯は持ち込み禁止。預けると中身をみられるから仲間に預ける。中の張り紙に「携帯は電源を切るように」という張り紙があった。矛盾。
「氏名不詳の男(〇〇▲▲▲)」と法廷の入り口に貼られていた紙に書いてあった。矛盾。
429法廷は35人は入れる。そっちが開いているのだからそっちでやれと抗議。
なかなか始まらない。被疑者が弁護士と接見していてそれに時間がかかっていると説明された。

1030 428法廷に警察が待機しているのを見た人がいるらしい。その法廷で裁判は開かれていない。扉を開けようとすると警備員が何人も立ち並んで阻止する。扉についている小窓には内側から紙が貼られていて中が見れないようになっていた。抗議。

1033 一之瀬弁護士登場。428法廷の中を見せろと警備員に言うも拒否される。

1036 入廷。驚くほど狭い。そのことに抗議して二人退廷を命じられる。立て続けにもう一人。警備員による暴力的な排除がいきなり行われた。弁護士も「まだ開廷もしていないのにこんなに退廷を命じるのはおかしい、法廷警備権の乱用であり、撤回すべき、裁判官失格だ」といった旨の抗議。拍手がおこりまた一人退廷。

1040 被疑者が順に入廷する。「品川」入廷。笑顔をみせる。声をかけた一人が退廷。すでに5人目。被疑者二人は両脇を警察官が一人ずつ固めている。用意された席の位置が、弁護人席の前に被疑者一人、傍聴席の前に被疑者一人という位置関係で、弁護人との相談ができないではないか、席の移動をせよと被疑者が抗議するも拒否。理由を聞くと「理由を話す必要はない」と裁判官。

1045 「愛宕」への個人情報関係の質問。黙秘。唯一答えたのは「職業は?」「裁判官」と笑いを誘う。「品川」も黙秘。黙秘している氏名不詳の男なのに本名が認定された。検察官が名前を明かさなかったので弁護人が抗議、「愛宕」立ち上がって詰めかける。「愛宕」の担当らしい。検察官はヨシダと名乗る。下の名前はジュンイチらしい(「愛宕」談)。

1047 被疑事実。
「愛宕」について「背で押しながら左胸を右ひじで打った、公務執行妨害、それを疑うに当たると判断、住居が不明、逃亡・証拠隠滅を疑う相当の理由があると判断した。」
「品川」について「左胸を一回ひじ打ちした、公務執行妨害、それを疑うに当たると判断、住居が不明、逃亡・証拠隠滅を疑う相当の理由があると判断した。」
これにより拘束の必要があったと判断した。「関係者への連絡」という旨の言葉があとで重要視されていたが、ここでは記録しきれなかった。

弁護士 関係者とはなにか?それはどういう意味なのか、明らかにせよ。
裁判官 「一件記録にあるとおり」としか答えない
弁護士 一件記録によれば、とあるが、家宅捜索があった。その情報もあったはずだ。住所不定と言うのはありえない。その上でどう説明するのか?
裁判官 「一件記録にある通り、それ以上の説明は致しません」
弁護士 大家の賃貸借契約書も押収されているはずだ、それを踏まえてどう説明するか?
裁判官 「答える必要がありません」そして求釈明書を早く読むようにと促す。

少しもめるが、求釈明書に移る(記録しきれなかったのでざっくりとまとめます)。
・公務は具体的にどう妨害されたのか?
答えません


・被疑者の逮捕時点での周囲の状況は?機動隊の動きはどうだったのか?それはなぜだったのか?公務執行妨害とは公務が正当であることが前提のもの、例えば、警察が人を殺しまくっているときにそれを妨害しても公務執行妨害にはならない。なので、まずはそこを釈明せよ
・規制の中で押す、ひじ打ちの事実を確認できるのか?警察は同じようなことをしていなかったか?
・「愛宕」、揉み合いの中でたまたま接触しただけなのか、本当に押していたのか?
・「品川」、ひじ打ちの具体的な程度は?周囲の人ごみの状況は?故意かどうかは?
・時間的な前後関係は?
・警察官による「品川」への暴行に対して、警察官の側のけがはどのようなものだったか?
・「愛宕」、かなり具体的な説明があるが、あの揉み合いの中で振り返りざまにひじ打ちというのが物理的に可能なのか?
・規制の在り方も釈明されねば公妨かどうか判断できない
・両被疑者の行為を現認したのは誰か?当時は暗く、視認も信用性がない。どうして交流を許可したのか示せ。
・故意だったといえる根拠を示せ

裁判官 「各被疑者の行為については、被疑事実の通り、一件記録にある通りです」
「品川」  「書いてある通りを信じたのか!」
裁判官 「静かにしなさい」
弁護士 「振り向きながららひじ打ちが被害と言うことでいいですね?振り向く最中に打ったのか?振り向いた後で打ったのか?」
「愛宕」  椅子の背の上に座る
裁判官 「ちゃんと座りなさい」
弁護人 「裁判に集中してくださいよ」

傍聴席からも抗議

1109 また一人退廷

裁判官 「記載の通りです。これ以上は答えません、次に進んでください」
弁護士 逮捕されたのは路上において、集会が行われていた場所なのか?歩道?車道?
裁判官 書いてある通りです。それ以上は答えられません。
弁護士 「品川」ではデモと記載、「愛宕」では集会と記載、どちらなのか?
裁判官 意見の陳述に移ります
弁護士 まだ終わってないぞ(少しもめる)

求釈明書に戻る。


・機動隊の情報…は第一線に立つ人ではないのになぜひじ打ちを受けたのか、釈明を。
・目撃者や、映像などの客観的な資料は?
・客観的な確認の証拠の有無
・実況見分は行われたのか?それがないなら怠慢
・被害者である警官の供述以外の証拠は?

この段階で裁判官に釈明を求めたが、「3以降についても進めてください」と裁判官。少しもめる。「最後まで読み上げたら釈明するか?」と聞くと「あとでしますので」と答えたので進む。


・住所についての資料はないのか、大家の賃貸借契約書があるはずだ
・黙秘しているのに家宅捜索があったから住所は分かってるはずだ、しかし住所不定を勾留理由に掲げている、釈明を
・証拠隠滅の恐れはどこにある?
・隠滅されうる証拠とはなにか?
・関係者と通報して共謀したと言うがその根拠を示せ
・被疑者交流によって隠滅を抑えられた根拠は?
・逃亡すると考える理由は?
・二人が黙秘しているから交流しているとしか思えない。
・「品川」はかなりの暴行を受け、一週間たってようやく病院に行けた、これもおかしい。そういう不正な記録はあるのか?本人も最初から病院に行くことを求めていたが、その記録は残っているか?

裁判官 最初に言った通りです、それ以上の釈明の必要はありません

弁護士 求釈明に対して、まったく何も答えないというのは異例。改めろ!以前に担当した勾留理由開示公判ではもっと丁寧に答えていた。被疑者の「法の下の平等」に反する。同じような事件なら、同じようなレベルの理由が開示されなくてはならないはずだ。

裁判官 検察はどう思う
検察官 その理由を認めません
裁判官 では意見陳述に移ります
「品川」、意見陳述(裁判官に背を向け、傍聴席に向かって)
「私は何も悪いことはしていません。被疑事実も手続きも不当、臨とされ、監禁されている。指紋を取るのも拒否。ロープで腹を圧迫し、首を絞めて強制した。樺美智子、小林多喜二を思い出さずにはいられない。警察、検察、裁判所、国家権力は国家のために一体となって動いている。この「勾留理由開示しない裁判」は当たり前で、弾圧を目的としたもの。捕まった時から人間として負扱われない。そもそも代用監獄はおかしい、起訴前から刑がおこなわれているようなもの。電気は消えず、昼はコッペパン、管理されて、トイレにも窓がある、ロープでつないで更新させられる。推定無罪なのに、まるで犯罪者。検察でも「動くなカス」「ここはシャバじゃねーんだよ」と言われる。ありふれた平和、今ある平和を守るというのは欺瞞。理不尽な暴力は今も行われている。どうしても法を犯さなければならない人はいて、それを社会から見えなくしてしまう。戦争、国家の暴力に反対するのはそういう人を思うから。そして、その犠牲の上に立つ私たちの生活を考えないといけない。警察、検察、天皇制などは人民に敵対するものである。日帝国家権力は一貫して国内外の人民を弾圧してきた。反戦のうねりを聞きと考えた権力が弾圧をしてきた。それを団結しては跳ね返す直接行動をしていこう」

「愛宕」、意見陳述
全部茶番、ブルジョア法の下ではこんなものだと思う。自由を奪うことについてどう考えているのか。1、安保法は金もうけのために軍事をやる。これはなぜか。近代の侵略は邦人の保護から始まった。日本は朝鮮戦争で経済成長をした。戦争に支えられている。2、安保反対運動には凄い規制があった。なぜそこまでして国会前の秩序を守らなければならないのか、そこで表現の自由を本来なら優先すべきでも、それを圧殺してきたのが警察。3、16日の前でも不当な弾圧はあった。16日は見せしめのためだった。身柄を拘束されたときに、既にどんどん捉える方針でいくことはきまっていた。被疑事実も言わない、弁護人も呼ばない、こういったことは憲法からしてもおかしい。あとで署で指紋を取るのも、羽交い絞めにして取った。拷問があった。捕まるときにも蹴りを入れられた。警察や裁判所なりが秩序として定めたものを守るためには暴力を振るっても構わないと考えていることが見える。茶番と暴力に支えられている安保法制。釈放した人との差は黙秘、黙秘に対する懲罰的な勾留だと考えられる。黙秘権の否定は大きな問題。検察はチームでやってるのに、被疑者は別々に拘留されるのも不当。13名みんなでっちあげである。嫌疑なしの不起訴と賠償をすべきだ。」

弁護人、意見陳述
一人目
「明らかなでっちあげ、デモ規制中どういうことをしていたかも書いていない。状況を捨象して判断するのは不当。ここが大きな本質。みんなほぼ同じような状況で捕まっている。信憑性の弱いものであり、不当。「愛宕」の言うとおり即時釈放すべき。書類もお粗末。」

二人目(アサノ弁護士)
「後ろにのけぞるようにしながら肘打ち…理解不能は被疑事実。不当な交流のお墨付きを与えたのは裁判所。本日の裁判官の訴訟指揮はとても不当。不誠実。職責を果たしていない。(愛宕「偽裁判官!」)被害者が「偽裁判官」と言うのはその通り。文書にも中身がない。この裁判はその内容が問われるべきものんはずだ。本当に拘留の理由になるようなことは何もない。安倍の戦争する国の先兵になっているとしか言えない。」

三人目(イチノセ弁護士)
「本当にでたらめ、始める前から傍聴人を敵視して退廷させた。開廷もしていないのに。あなたの態度は権力の犬だね。あれだけ真面目に作った求釈明にも全く答えてない。検察官も苗を言わないのはおかしい。(愛宕「そうだよ、言わせろよ!」裁判官「被疑者、退廷」退廷させられそうになる、もめる、退廷は免れる)裁判官も安保法制が意見と言うのは分かるでしょう。ますます明らかになってきている。安倍はそれを多数決で強行した。裁判官、あなたと同じだ。あなたみたいな酷い裁判官見たことないよ!(この間も裁判官は頻繁に時計を見ていた)」

裁判官「時間になりましたので終えてください」

抗議、傍聴人も抗議

「全員退廷」が出される

9.16国会前大弾圧、25日に無事6人全員が釈放されました。

みなさま、園良太です。

9.16国会前大弾圧、25日に無事6人全員が釈放されました。15日などに逮捕された人々も全員が釈放されていると思います。友人たちの支援とみなさまの声やカンパのおかげです、本当にありがとうございました!
1:解放への流れについて
18日、19日と、東京地検・地裁へ送られてくる仲間の車へ連続の激励行動。
20日、22日は彼らが囚われた警察署へ100人もの参加者で激励行動が熱心に取り組まれました。
解放前の24日は、関係者へ連続的な不当家宅捜索。メディアでも大きな問題になっています。
「りべるたん」家宅捜索:https://www.youtube.com/watch?v=L9-hodVeNuY
25日は午前中に「勾留理由開示公判」が行われ、当該2名が力強くアピール。
裁判官は何を聞かれても勾留理由を答えず、裁判所は6名も退廷させる暴力的な訴訟指揮を行う有様でした。
実況は辺野古リレーのツイッター:https://twitter.com/henokorelay
また13時からは司法記者クラブで弁護士と救援会による記者会見が行われました。弾圧と勾留の問題がよくわかりますので、ぜひご覧ください。映像:https://www.youtube.com/watch?v=puQCiAjnOhs
田中龍作さんの記事:http://tanakaryusaku.jp/2015/09/00012062
そして15時過ぎ、全員釈放の報!みんなが顔を合わせて喜びを分かち合ってから、夜に池袋で報告集会。多くの人が集まる素晴らしい場でした。
<2:弾圧の背景と救援について>
東京では強行採決と同時に、311以降の抗議行動では最大の人数が不当逮捕されました。
辺野古では翁長知事の承認取り消し表明直後から、右翼がゲート前のテントを破壊し、連日ゲート前で不当逮捕者が出て、初めて10日間の勾留がつけられてしまいました。
明らかに安倍政権は反対運動への弾圧を本格的に始める新たな状況に入ったのです。
しかし辺野古では今まで同様に囚われた名護警察署前で、連日力強い抗議行動が行われてます。http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/a57dff2e0fd05d224cd7f25aed66cf7d
そして今回東京でも、学生ハンスト実行委員会、辺野古リレー、フリーター全般労組を始めとした若い世代が本当に救援活動を頑張りました。
★弾圧の経緯と各種の抗議声明は「救援連絡センター」HP http://kyuen.main.jp/
★また、主催者の「総がかり行動実行委員会」からも抗議声明が出ました。
そしてフランス語の抗議声明と、日本大使館に送られる抗議署名もスタートしました。
権力の様々な運動つぶしと分断を狙ったねらいは、こうした国内外の幅広い連携で打ち砕かれました。どんなに政権の攻撃が強まっても、1人をみんなで助ける連携があれば必ず跳ね返せます。これをこれからも発展させ、戦争のない世界を作っていきましょう!

安倍政権の暴走に抗議する市民を抑圧する不当逮捕を許さない

2015年夏、安倍政権による集団的自衛権行使容認、戦争法制の制定に抗議する国会前の行動は大きな高まりを見せた。この行動の中で、8月30日の「国会10万人・全国100万人大行動」以降、参議院で戦争法案の強行採決がなされた9月19日未明に至るまでの間に、私たちが把握しているところによれば、公務執行妨害等の容疑で20名以上の市民が不当に逮捕され、身柄を拘束された。

とくに9月16日は、参議院の特別委員会で戦争法案が強行「採決」されたことに抗議し、多くの市民が国会前に詰めかけたことから、警備当局の対応が激化し、この日だけで13名もの市民が逮捕された。これは、立憲政治を否定する安倍政権に対する市民の正当な抗議を抑圧しようとするものであって、私たちは断じて容認できない。

前記被逮捕者中、本日現在、なお6名の市民が勾留され、身体の自由を奪われている。私たちは、警備当局に対し、前記6名を直ちに釈放するよう要求する。あわせて、前記6名の救援活動をしている人々の要請を考慮しながら、私たちとしても、前記6名の釈放のために必要な行動をすることを明らかにする。

2015年9月24日
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会

 

9・15−16戦争法弾圧を徹底弾劾する!   2015.9.23 全日本学生自治会総連合(伍代委員長)

国家権力は、戦争法案に反対する国会前闘争の場において、9月15日に3名を、同16日には13名を不当逮捕し、勾留を決定した。この不当弾圧を徹底弾劾する。今なお勾留されている同志を含む全員をただちに釈放せよ!

●同志への狙い打ち弾圧と暴行の集中を許すな!
国会前闘争は戦争法案の強行採決に進む安倍政府への怒りが大きく爆発した。権力は労働者人民の怒りと闘いが実力闘争として爆発することを恐れ国会前の道路を封鎖していた。しかし、14日には権力の規制の象徴である鉄柵を突き崩し、その封鎖を突破し国会前面に集結する闘いが果敢に闘われた。多くの労働者・人民が国会を防備する権力・機動隊に身体を張って立ち向かったのである。この日までに多くの人々が抗議し、個別逮捕が強行されていた。
その闘いを恐れ敗北的に総括した権力は、翌15日に封鎖を強化した。その日、すでに鉄柵攻防を多くの人民が闘っていた。その闘いに合流した同志たちを狙い打ち的に地面に引き倒し、数人がかりで腹や顔面を蹴り続け、「公妨」で不当逮捕したのである。赤坂署3号同志は、左胸打撲・後頭部強打・顔面に数ヵ所の裂傷を負った。下手人機動隊どもを絶対に許さない。
しかし、次の日も闘う労働者・人民は弾圧に屈せず、戦争法特別委員会採決阻止を掲げて国会へと進撃し続けたのだ。大量の機動隊・公安を投入した警視庁は、二重の鉄柵をさらに結束し、国会前の道路という道路を機動隊バスで埋め尽くしたが、それが人々の怒りの火に油を注いだ。前日を数倍する「不当な封鎖をやめろ!」「警察帰れ!」のコールが国会前に広がった。労働者・人民があちらこちらで鉄柵を押しのけ突撃した。この闘いが委員会採決強行を阻止したのだ。機動隊は声をうわずらせ、引き倒し殴る蹴るの暴行を加えた。そして指揮者が「対象に注意しろ!」と叫び、13名を狙い打ちで逮捕したのである。このむき出しの攻撃にあっても決起した労働者・人民は全くひるむことなく、奪われかけた仲間を何度も隊列へ奪え返し、非妥協の闘いを貫徹した。
我々全学連と全国反戦をはじめとした仲間たちは、15日即日に警視庁、16日麹町署への弾劾行動を叩きつけた。その後も数波に渡って不当弾圧弾劾の闘いを継続している。
戦争法と弾圧は一体だ。15年戦争は治安維持法弾圧と一体で凶行された。戦争立法粉砕の闘いの過程でもそれが証明された。弾圧を粉砕して戦争法を粉砕しよう。

●獄中同志たちの実力での闘いと結びつき、弾圧を粉砕しよう!
この不当弾圧に対する怒りの完黙─非転向闘争が獄中で爆発している。獄中3同志は、完黙─非転向の闘いの延長としての”取り調べ拒否“の闘いに決起している。地検押送、裁判所押送も拒否した。権力は蒼白になり、房内で対峙する同志に暴行を加えながら引きずり出そうとし、数人がかりで車いすに縛りつけ、強制的に連行した。赤坂署3号同志には、取り調べ拒否の闘いを憎悪して、4日間連続の「保護房」弾圧がかけられている。絶対に許さない!この獄中同志の不屈の闘いに何としても連帯しよう。
完黙の闘いとは、取調官の言葉や罵倒に対し耳を閉ざし黙っていることではない。単に情報を与えないというだけでもない。「こんな奴らと交わす情など何もない」と幾重にも捉え返し、怒りを鮮明にし、敵との対峙線を鮮明にする闘いである。それは決して楽な闘いではないが、しかし最も敵に対して強力な”攻撃“であり、獄中で何があっても闘いに挑むという非妥協の実践的態度である。
「喋れば早く出られる」という言い分は、決して許してはならないはずの不当逮捕に自ら判子を押すものである。不当逮捕された仲間たちも完黙・「取り調べ拒否」で果敢に闘いぬいている。弾圧に対しては完黙—非転向で闘おう。
国会・政府・裁判所が一体であることを鮮明にし、警察・検察・裁判所、そして監獄─すべての弾圧機関の反人民性を暴露し解体する闘いを、獄内─獄外貫いて闘おう。

●不当弾圧と闘い、革命的分岐を促進して戦争粉砕・政府打倒へと闘おう
49年に及び〈徹底非妥協・実力闘争〉〈労農水「障」学共闘〉を貫き「日本階級闘争の金字塔」として闘いぬき、今まさに決戦の時を迎えている三里塚闘争にこんな逸話がある。その闘争が始まって1年になる頃、測量杭打ち阻止の闘いに集まっていた反対同盟を、機動隊の大部隊が突然の有無を言わせぬ暴力でなぎ倒してきた。これに屈せずあらん限りの抵抗を行う反対同盟の横で、日本共産党はマイクで「みなさん警察の挑発に乗らないでくださーい」と言い、血を流して闘う同盟の横で歌を歌い始めたのだ。これを機に反対同盟は日共と訣別し、その後の不屈・非妥協の歴史へと突き進んでいく。
これと全く同じことが国会前で起きていた。そう、人民が身体を張って機動隊の封鎖と闘っているその時、日共・民青に連なる連中は「弾圧粉砕!」のコールをかき消すように、国会に背を向けて自己満足的なコールを挙げ続け、そればかりか機動隊の暴力と弾圧に共に闘おうと訴えた人民に対し罵倒し制動をかけたのだ。
17日には国会前へ向かおうとする闘う部隊に対し「SEALDsの集会の実行委」を名乗る連中らが登場を阻止しようとし、スクラムを組んで体当たりし暴力をもって排除しようとしてきた。「おまえらが挑発するから弾圧されたんだ」「過激派は帰れ」などと言い放ったのだ。攻防の最中、至る所からこの連中に対し「あなた達のやってることは不当な排除だ!」「こいつら公安と同じことをしている!」と我々と共に怒り、体当たりで排除を阻もうとする人民の姿があった。
戦闘的に闘う労働者・人民を「過激派」として排撃・敵対し、公安と肩を並べて闘う人民への排撃を煽る分子を断じて許さない。今こそ、日共のように体制内に甘んじ闘いへの制動・排撃に回るのか、三里塚のように国家権力に最も勝利しうる闘いを選ぶのか。闘いに決起しようではないか!全学連は〈実力・武装〉で、労働者階級解放の利害をかけて、労働者人民と共に闘いぬく。弾圧を真正面から打ち砕く。

安倍政府へ怒るみなさん! 今こそ弾圧と不屈に闘い、実力・武装の闘いをもって日帝国家権力打倒へ攻め上ろう。
戦争法成立徹底弾劾! 戦争突撃粉砕!
弾圧に総力で報復しよう! 弾圧機関を解体しよう! 同志たち被弾圧者全員の奪還をかちとろう!
安倍連合政府打倒! 国家権力解体へ!