救援連絡センター声明と9・25デモの呼びかけ

声 明

安倍は死んでもその罪は消えない!
許すな「国葬」・「治安弾圧」!

2022年8月26日

救援連絡センター

7月8日、元首相安倍晋三が参院選挙自民党候補の応援演説中に銃撃され死亡。
首相岸田はすぐに「民主主義への挑戦」などとこの事態を非難。マスコミも挙げてこれに同調、殺害現場に花束を手向けた弔意を表わす映像が次々と映し出された。
7月22日、政府は閣議決定をもって、9月27日に日本武道館において安倍の葬儀を国葬で行うと発表した。
現憲法発足と共に失効した明治憲法下の天皇の命令により国民が喪に服すことを義務付けた「国葬」を事実上復活させるものであり、唯一「吉田茂国葬」の例があるが、自民党はその後、断念してきたのである。
安倍国葬は断じて認めるわけにはいかない。
明確に国事行為でもあるにもかかわらず、国会論議もなく「憲法史上最長になる8年8カ月にわたり、内閣総理大臣の重責を担った」などと岸田は強弁しているが、二度にわたる政権担当時以前から女性国際戦犯法廷の番組改編に介入したことをはじめ、数々の憲法違反の罪を重ねてきたのである。
教育基本法の改悪、共謀罪、戦争法制定、集団的自衛権閣議決定を繰り返しながら、「モリ・カケ・サクラ」で嘘八百の国会答弁。近畿財務局の赤木俊夫さんに公文書改ざんを押し付け、赤木さんを自死に追い込んだのも安倍晋三そのものである。

一方、今回安倍を銃撃した山上徹也さんは、母親が旧統一教会に入信し、億に達する
霊感商法で家・土地まで奪われ、一家が破滅に追い込まれたことを明らかにしている。
このことによって、安倍晋三がこのカルト集団と親交があり、かつ自民党関係者がこれと癒着していることが次々と発覚した。
単に金の面だけではない。反共産主義を標榜する旧統一教会は、自民党改憲草案と酷似している改憲・戦争のイデオロギーで一致しているのである。
岸田政権が国葬強行によって、安倍が犯した罪を隠蔽し、改憲・戦争へとカジを切ろうとすることに他ならない。
そのために、いま岸田政権は多くの労働者民衆の反対の声を封殺しようとしている。昭和天皇「Ⅹデー」、東京オリンピック開催強行の際と同様に、否それ以上に過剰な警備治安強化に乗り出そうとしている。
東京都教育委員会がすでに、行われた葬儀の際に公立学校での半旗掲揚を求め、「弔意の強制」通達を発している。国葬強行当日までに「表現の自由」をはじめ、労働者民衆の憲法上保障された基本的人権を弾圧することは必至だ。
救援連絡センターは国葬そのものと、それに伴う治安弾圧に断固反対することを広く声明する。

9月25日(日)午後1時~2時 ニュー新橋ビル地下2階 

                                      ニュー新ホールにて集会

その後、銀座にむけてデモ(呼びかけ・救援連絡センター)

8・28(土)救援連絡センター連続講座   テーマ「単独弁選でなく共通弁選を」

刑事弾圧で被疑者・被告人が複数である場合、どのような弁護人(団)を選任するかという問題があります。
関西生コンに見られるように労働組合に対する弾圧など逮捕された仲間が複数の場合は、本来ならば共通の弁護団で臨むべきです。戦後の集団的刑事裁判はすべて共通弁選で闘われてきました。
救援連絡センターはこの歴史を受け継ぎ、三里塚闘争をはじめ闘う団結をつぶそうとする弾圧に対しては団結して反撃する闘いとして統一被告団・統一(共通弁選)弁護団で対決してきました。
しかし現実には2000年代初頭頃から強化される「団体規制司法」攻撃に屈した「中坊路線」の下、日弁連が個別弁選を原則化、一般化して推進してきました。
このような流れの結果、関西生コン裁判や沖縄での辺野古新基地建設反対の裁判でも被疑者段階から公判段階まで単独弁選による弁護活動が行われるに至っています。
個々バラバラに弾圧に反撃していくのではなく、統一被告団・統一弁護団として団結し、国家権力と対決していくための共通弁選問題を討論し、全国に問題提起していきたいと考え、皆さんの参加を呼びかけます。

【 記 】

時: 8月28日(土)午後1時開場 1時半開始

所: 佃区民館  4号室
中央区佃2-17-8
地下鉄有楽町線または都営地下鉄大江戸線
月島駅下車4番出口から1分

提起者
関西生コン支部・西山直洋さん
弁護士 大口昭彦さん
弁護士 遠藤憲一さん

資料代 500円
主催・救援連絡センター  (03) 3591-1301

7・16武蔵野「聖火」セレモニー抗議弾圧救援会のお知らせ

 昨7月19日、不当にも立川地裁は7・16武蔵野弾圧の勾留延長を
認めてしまいました。
 勾留延長期限は7月27日です。27日までの一刻も早い奪還を
目指して救援会は活動しています。
 以下の行動にぜひご参加ください。27日の勾留理由開示公判では、
本人もでてきて発言します。弁護士費用などのカンパも引き続きぜひ
よろしくお願いします。
【7・16武蔵野「聖火」セレモニー抗議弾圧救援会 行動予定】
7月25日 武蔵野署抗議行動 2時@三鷹駅北口階段下集合
7月27日 勾留理由開示公判 3時集合@立川地裁(東京地裁
       立川支部102号法廷) ※公判は4時より

【救援カンパ振込先】郵振00150-8-66752(口座名:三多摩労働者法律センター)

※「7・16弾圧救援カンパ」と通信欄に必ず明記ください。

東京入管でコロナ・クラスター発生拡大か?収容者のいのちを守れ!と抗議の声を上げよう!

3月3日(水)午前10時半 品川駅港南口バス停前集合

東京入管でコロナ感染61人!の事態に対して抗議の申入れ行動を行います!

救援連絡センターと外登法・入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会がよびかけます。

2・24 千葉刑務所に集まれ!

コロナによるクラスターが発生した千葉刑務所に救援連絡センターとして抗議の申入れ行動を行います。2月7日現在千葉刑務所は職員・受刑者合わせて93名の感染者が出ています。3密の監獄は感染が一気に拡大しやすいことと高齢者や持病のある人が多いため重症化する危険性があります。劣悪な獄中医療は一向に改善されないままです。今こそ獄中者の命と健康を守るために千葉刑務所への申入れと獄中者への激励行動を行います。皆さんの参加を呼びかけます。

2月24日(水)午後2時 千葉刑務所の門を入った場所に集合(千葉駅からバスで千葉刑務所前下車)

あなたのイチオシ5句を選んでください 「出版記念救援川柳句集を語るつどい」

3月21日(日)

13時~16時
スペースたんぽぽ
(水道橋西口下車5分)
参加費 500円
ゲスト
高鶴礼子(ノエマ・ノエシス主宰)
楜沢 健(芸評論家)
大山千恵子(ぶろぐ「千恵子@詠む」)
白 眞弓(レイバーネット川柳班)
進行
乱鬼龍(「救援川柳句集」編者)

※句を作ることも勉強ですが、選ぶこともまた大変勉強になります。あなたが、これはいいと思った五句を、ぜひ応募してください。
※宛先は、救援連絡センター「イチオシ5句」係へ。ハガキ、封書、FAX、メールに、「〇〇選」と「短評」を書き添えてください。
締切日 3月10日(水)必着。
(つどい当日、集計して発表予定)
なお、当日は「コロナ」のこともあり、オンライン中継も予定。また、会場参加希望の方は、「定員」のこともあり、必ず事前に参加希望の旨御連絡ください。また「コロナ」の状況によっては、中止となることもありえます。御諒承ください。(その場合も、応募頂いた「イチオシ5句」は、集計し、発表する予定です。)