ガサ入れ弾圧速報

21日、愛宕署の被逮捕者の居宅に家宅捜索が行われたことが弁護士によって確認された。押収されたものはなかったとのことです。

24日朝、「現代社」に家宅捜索が行われた。

24日昼すぎ、東池袋りべるたんに家宅捜索が現在行われた。

 

9・16国会前大弾圧を許さない!抗議声明

9月19日、安全保障関連法案が参院本会議で成立した。この間、多くの市民がこの法案に反対し、国会前や日本の各地で集まり抗議行動を繰り広げた。そして、市民は8月30日、9月14日と国会前車道の全面解放を勝ち取り抗議行動を行った。これに危機感を持った警視庁公安部は市民への弾圧体制を強めていった。

9月14日に1名、15日に3名、そして16日には13名もの市民が逮捕された。13名のうち7名は既に釈放されたが、6名が勾留決定され、今もなお、不当な取り調べを強要されている。しかし、これらの逮捕は全くの不当逮捕である。逮捕時の容疑内容と勾留されてからの容疑内容が違っていたという訴えがある。何よりも逮捕時の機動隊による暴行は目に余るものがある。殴る、蹴る、突き飛ばす、複数で押さえつけるなどして、抗議の声を上げているだけの市民を現行犯逮捕したのである。この逮捕の状況は現場から生中継されており、また、現場で目撃したものによる証言も複数ある。警視庁公安部主導のもと、公務執行妨害などがでっち上げられ、次々に逮捕していったのである。

被逮捕者への弾圧は、このような不当な逮捕・勾留だけでなく、「怪我を病院でみてほしい」という訴えに対して、「連休明けでないと病院には行けない」などと言い、これに激怒した複数の市民が品川署に抗議の電話をかけるなどして、ようやく病院に連れていくなど、人権侵害は甚だしい。

短期間に20名近くの市民を逮捕し、いまだ、10名近くが勾留されている。
また、沖縄辺野古新基地建設反対運動の現場でも、抗議行動に参加する市民を17日、18日と連続で、そして、22日にも不当逮捕している。安全保障関連法案に反対する国会前の市民と辺野古の米軍基地建設に反対する市民へのこのような大弾圧は連動している。わたしたちは、このような弾圧を見過ごすことはできない。それだけ、安全保障関連法案が市民の気持ちからかい離していたことは間違いなく、法案成立後も反対運動は続くだろう。それに対しても政府と警察は弾圧していくのか?暴力で市民の思いを封じ込めていくのか?これが民主主義なのか?今、この状況を黙って見ていれば、きっと、この国で、市民が反対の声をあげることはできなくなるだろう。そんなことはさせない。わたしたちは、弾圧に屈することなく、政府が間違ったことを無理やり通そうとすれば反対の声をあげるのだ。この弾圧は、弾圧された市民個別の問題ではない。すべてのモノ言うものたちに向けられた弾圧である。わたしたち福岡市民救援会は、弾圧には屈しない。弾圧されたものを救援し、共に闘っていく。

弾圧するもたちに言う。
一刻も早く、勾留している市民たちを解放せよ!
暴力的な不当逮捕・家宅捜索に抗議する!
保護房を使った弾圧を今すぐやめろ!
すべての弾圧をやめろ!

2015年9月22日

福岡市民救援会

9.16国会前大弾圧を許さない!6名の即時釈放を!辺野古リレー抗議声明

去る9月17日、沖縄県辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で、抗議に参加していた男性が、県警車両の車体を蹴ったとして「公務執行妨害」の容疑で逮捕されました。翌18日には市民ひとりが「道路交通法違反」の疑いで警察車両7台・機動隊50人に取り囲まれ、車の窓ガラスを割られて、抗議参加者の目の前で手錠をかけられて逮捕されました。
これは、9月14日に発表された翁長雄志沖縄県知事の「埋立承認の許可取り消し」に対する報復であるとともに、民意をいかに示そうとも、暴力で押し潰し、 新基地建設を強行していくという、沖縄の人々に対する日本政府の明らかな脅迫です。今後、このような暴力が、辺野古の陸で、海で、新基地建設に反対する沖 縄の人々に対してふるわれることは絶対に許せません。
また、9月16日には、国会前で安保法制に反対し声をあげる市民に対しても、一晩にして13人もが「公務執行妨害」で逮捕されるという許しがたい弾圧が行われました。9月18日に7名が釈放されましたが、いまも6名がバラバラに分散され、不当勾留されています。

この間国会前には、連日多くの市民が何とか安保法制の成立を止めようと集まっていました。しかし、「警備」と称する鉄柵や警察車両による道路の封鎖、警察官が参加者を歩道へ無理やり押し込むなど、歩道は身動きもとれないほどの混雑でした。転倒や事故にもなりかねない状況に、主催団体は過剰警備をやめ、車道を解放するよう、再三にわたって要請をしていました。警察はこれらの要請を無視し、さらに警備を増やして、徹底して市民の声を圧殺しようとしたのです。そのような中で今回の弾圧は起こりました。
被逮捕者の中には、辺野古新基地建設に反対し、ともにたたかってきた仲間も含まれます。その仲間たちは、辺野古で民衆による「非暴力不服従」のたたかいに学び、沖縄の人々に犠牲を強いる日米安保体制と日本のさらなる戦争国家化に反対し続けてきました。16日も、安保法制で一番の犠牲を強いられるのは沖縄であることに怒り、警察による過剰警備と暴力で市民の声を圧殺しようという政府のやり方に対して、多くの市民とともに抗議していました。
拡声器を使って声をあげていただけ、警察に連れていかれそうになる仲間を助けようとして仲間の体に掴まっていただけ。警察官に暴力をふるうどころか、触れてもいない、非暴力で抗議していた仲間たちを「公務執行妨害」と偽って連行したのです。他の逮捕者も逮捕時の状況にさほどの違いはありません。機動隊は、連行する際人目がないのをよいことに、本人たちを集団で蹴るなどしてケガを負わせています。逮捕後、品川署では、ケガをした当人が「病院に連れて行ってほしい」と訴えても、「連休中だから無理」と妨害しています。中央署では、取り調べで「お前は思想犯だ。政治活動をやめろ」などと脅し続けています。国によるこのような暴力は、辺野古においてふるわれてきた暴力とまったく同じも
のです。民意を踏みにじり、暴力を使って、安保法制は可決・成立されたのです。  警察による過剰警備と、仲間に対する不当逮捕に強く抗議します。そして、いまだに身柄を拘束されている仲間を一刻も早く解放するよう要求します。

私たちは安倍自公政権の民意の無視と暴力による恫喝を、とりわけ、沖縄の人々に対するこれ以上の犠牲の押し付けと差別を許すことはできません。米軍と、日 本政府に立ち向かい、しなやかにしたたかに闘いを続けてこられた沖縄の皆さんのたたかいに学び、私たちもひるむことなく、戦争反対・辺野古新基地建設の阻 止と、すべての基地撤去のために声をあげ続けます。

 

<9.16国会前大弾圧を許さない!6名の即時釈放を!辺野古リレーからの呼びかけ>

1:9月22日、23日、行動しよう!

・警察署への抗議と本人たちへの激励行動に集まろう!
9月22日(火)
中央署:12時に、東京メトロ「茅場町駅」12番出口 集合
品川署:14時に、京浜急行「新馬場駅」南口 集合
呼びかけ:学生ハンスト実行委員会http://blogs.yahoo.co.jp/hansutojitsu
辺野古リレー~辺野古のたたかいを全国へhttps://henokorelay.wordpress.com/
多くの方にお集まりいただき、「警察による不当逮捕を絶対に許さない!」と声をあげましょう!!

・多くの人々に弾圧のことを伝えよう!
「さようなら原発 さようなら戦争 全国集会」で抗議声明の
チラシ配りをします。
9月23日(水・休)12時、代々木公園ケヤキ並木入口(渋谷側入口)に集合。
http://www.labornetjp.org/EventItem/1440804448284ylaur

2015-09-20 国会前で弾圧された抗議者への救援を呼びかけます ■「戦争反対9.16弾圧愛宕救援会」声明

9月16日、警視庁麹町署は、戦争法案に反対して国会前での抗議活動を続けていた人々から13人をとつぜん連れ去りました。18日夜までに、そのうち7人が解放されましたが、いまなお6名の抗議者が都内6か所の代用監獄に監禁され続けています。

警察によるこの不当な逮捕・拘束には何の法的な正当性もありません。警視庁は抗議者に「公務執行妨害」容疑をかけています。しかし、逮捕された13人はいずれもそれぞれの場所と時間で抗議を続けていただけです。警察官に連れ去られる理由など微塵もないのです。

むしろ抗議への妨害を繰り返していたのは警視庁の警察官に他なりません。歩道に鉄柵を設けて抗議活動を妨害して人々を圧迫するだけでなく、16日の国会前に投入されていた大量の機動隊員は、抗議者たちに殴る蹴る、腕をつかんでねじりあげる、などの直接的な暴行を加えていました。

私たちが救援を呼びかける愛宕11号も、「戦争法制」に反対するために国会前の抗議活動に参加していた一人です。そして16日に行われた警察の暴力による被害を受けた一人です。国会前で、安倍政権は戦争に抗議する一人ひとりを、彼のように連れ去りました。そしてこの不当逮捕を跳ね返すことができなければ、今後も一人、また一人と連れ去られ監禁されることになります。

政府は憲法を破壊し日本が世界の人々と軍事的に敵対することを可能にしようとしています。これに反対する一人として、私たちは彼を一日も早く取り戻すための取り組みを始めます。みなさんに支援を呼びかけます。

2015年9月20日
戦争反対!9.16弾圧愛宕救援会

東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F
フリーター全般労働組合 気付

※カンパ口座は近日中にお知らせします!
※愛宕11号救援についてのお問い合わせは union@freeter-union.org まで

学生ハンスト実行委員会の9.16国会前弾圧に対する抗議声明

私たちは安保法案成立阻止、安倍政権打倒を掲げて8月27日から一週間ハンガーストライキをやり抜いた学生ハンスト実行委員会です。私たちは9月16日国会前でのハンスト実行委員会の関係者数名を含む13名の不当逮捕に対して抗議を表明します。

 

16日当日の国会周辺は機動隊と鉄柵、警察車両による凄まじい過剰警備が敷かれ、抗議参加者は狭いスペースに押し込められた結果、抗議開始当初から怪我人が続出する状況でした。その中で、車道の解放を求めて正門前にて警察に対して抗議をした人々が機動隊に力ずくで押し込められ、手当たり次第に次々と逮捕されました。ハンスト実行委員会の関係者もそこで複数名が逮捕されていますが全員不当逮捕としかいいようがありません。1人は、拘束されようとしている別の方の足を掴んで助けようとしたところをそのまま引きずられ、一緒に連行されましたが、取り調べでは「機動隊員に肘鉄を食らわせた」などと事実無根の容疑をかけられています。またある者は拘束された後に周囲を警官に囲まれ何度も蹴られるという度を越えた暴力を振るわれています。逮捕された13名全員が公務執行妨害の容疑をかけられており、6名が今もなお勾留されていますが、彼らは警察による表現行為の妨害と直接的な暴力に抗議していただけで、そのような容疑をかけられる謂れは一切存在しません。

 

8月30日と9月14日の国会前抗議での車道全面解放は安保法案に反対する市民たちの怒りの表現です。国会周辺を一面市民が埋め尽くす空撮写真は私たちの大きな励みになり、日本中、世界中の人々の目に戦争法案絶対反対の意志の巨大さを見せつけました。安倍首相と政権与党は国会前の抗議行動を恐れています。この間の国会周辺の過剰警備は彼らの恐れと焦りの表れにほかなりません。二度と全面解放をさせず、戦争反対の声を押し込めること。このことに彼らと警視庁は全力を挙げ、16日ついに全面的な弾圧と暴力を行使したのでした。しかし彼らがどれだけ弾圧を加えようとも、どれだけ直接的な暴力を振るおうとも、私たちの戦争反対の訴えを押しとどめることはできません。民衆の集合は、どのような暴力にも、非暴力で立ち向かい、打ち勝つことができる。これは世界中の私たちの先人の歴史が明らかにする真理です。私たちはどのような弾圧にも決然と立ち向かい、決して怯まないし屈することはないのです。

 

16日の一斉逮捕は明白に不当逮捕であり、政治活動に対する弾圧です。私たちはこのような警察の不当な振る舞いを一切認めることはできません。警視庁による違法な拘束と暴力は、安倍政権が推し進める憲法破壊、戦争準備と一体の、市民的権利すら無視した横暴です。私たちは安保法案反対・安倍政権打倒を掲げる一団体として警察の弾圧に対しても徹底的に抗議します。警視庁・東京地検・東京地裁は未だ釈放されていない6名を今すぐ不起訴処分で釈放せよ。

 

2015.9.20

 

学生ハンスト実行委員会
<救援カンパの呼びかけ>

9.16国会前弾圧の救援活動のためカンパを呼びかけます。救援に際しては、弁護士接見などで多額の費用が必要となります。
本日以降に振り込まれたお金は全て救援活動へ使わせていただきます。カンパの振込先は変更になるかもしれませんが、その場合は告知します。
何卒ご支援をよろしくお願いします。

振込先
(1)ゆうちょ銀行から振り込む場合
口座名:ハンストジッコウイインカイ
記号10090
番号96595451

(2)他銀行から振り込む場合
店名008(ゼロゼロハチ)
店番008
番号9659545