23・2 646号

 昨年一二月四日、愛知県岡崎警察署の「保護房」で四三歳の男性が両手をベルト手錠で、両足を捕縄で一四〇時間も拘束され、複数の看守に暴行されて殺された。大阪浪速署でも医療を要求する男性が「保護房」に拘束され殺された。留置場の「保護房」は他の被留置人とも隔絶された拷問部屋で、窓もなく密閉された房内にはトイレがあるが自分では水を流すこともできない。夜間も監視のために照明がついたままで布団もなく食器口から紙製の食器で食事が支給されるだけだ。逮捕取調べと留置が同じ警察署内であり、医師の診断も受けられない。代用監獄制度は多くの冤罪事件を生み出し、撤廃すべきであるのに、二〇〇七年から監獄法に代わる刑事施設法に取り込まれ施行されてしまった。その後全国の警察で「保護房」が作られていった。全ての「代用監獄」と「保護房」を撤廃しよう。(K)

23・1 645号

 この地球は、一体誰のものだと言うのだろうか。そこかしこで、殲滅戦が拡がっている。世の中ってやつは、実のところお笑いなのさ。どんなに深刻ぶったところで、〝死〟というブラックホールにはかなわない。この地球は、闇に浮かぶ奇跡の青く輝く水の惑星。人類だけが人殺しをなんやかんや理由つけて、続ける。動物たちには、いい迷惑だ。環境破壊だ、温暖化だ、とよく吠える。まさに、それこそがマッチ-ポンプ。もういい加減にしろ。正義、人権って言っているそばからそれらが腐り始め、汚臭を放つ。ゼニカネの問題をベッタり白粉を塗りたくって歩き出す。もう、やめよう。ほら、子どもと動物が大笑い。もう、嘘はゴメンだ。時間が迫ってきている。バイキンもウィルスも共同戦線をはって、殲滅戦に対して起ち上がれ。今いる政治家はいない。腐り果てた政治家叩き出すのみ。(蝦蛄)

新橋通信 2022.8

安倍が死んだ。

ジイさん岸信介の威光によって、知性なき横暴政治を行い続けてきた安倍晋三が銃弾に倒れてから一ヶ月が経った。これまでに安倍晋三に殺されていった人たちの怨念に祟られたのだろうか。〝驕る平家は久しからず〟ということわざがピッタリの情況になりつつあるようだ。虎にもなれなかった安倍晋三という狐に忖度してきた輩がエサ(金と地位)欲しさに、上ばかりを見てきたために社会のありとあらゆるところから腐敗臭が漂い始めている。狐たちが牛耳っている社会は腐敗して消えていくだろう。なぜならば、それらは、ホンモノ−真実ではないからだ。今、コロナが吹き荒れている中で、それがハッキリしてきた。狐たちが自分たちのために医療体制をボロボロに崩していったために、コロナ患者が氾濫する中、医療体制が充分に機能しなくなってしまっている。怖いことだ。今こそ狐たちを倒して生きよう。(蝦蛄)