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 五月二九日、三里塚闘争で逮捕された六人に対する勾留理由開示公判が千葉地裁で行われた。早くから弁護人が請求したが、引き延ばされ、裁判所の都合で勾留満期(三一日)の二日前にやっと実現したのだ。問題は午後一時半と三時一五分からの公判傍聴希望者は一一時から一〇分までに傍聴券交付所に集まれという通知を裁判所はHPに公表しただけで弁護人に連絡もなかった。しかも一八人しか入れない小法廷だ。この日は千葉地裁に対する抗議のデモがあり、露骨な傍聴妨害だ。午後の裁判を傍聴するために一一時に地裁に行かなければならないなど論外である。
 サンケン争議支援の尾澤さん裁判でも大法廷を求める署名運動を無視して、五〇〇人を超える希望者がいたのにわずか四四人しか入れない法廷で行われた。裁判IT化攻撃もある。裁判傍聴妨害を許さず闘おう。(K)