7月13日、金田勝年法務大臣は、西川正勝さん(大阪拘置所)、住田紘一さん(広島拘置所)の死刑を執行しました。
西川さんは再審請求中でした。金田法相は「最新請求を行っているから執行しないという考え方はとっていない」と、死刑執行により踏み込んだ発言をしています。免田栄さんら無実の死刑囚が雪冤を果たせたのは再審請求を繰り返したからです。再審請求中の執行は冤罪を晴らす機会をを奪う暴挙です。
住田さんは裁判員裁判の一審で死刑判決を受け、弁護人の申し立てた控訴を自ら取下げ死刑を確定しました。日本でも必要的上訴制度が導入されていれば上級審で減刑される可能性がきわめて高いケースでした。
国会での答弁で法相としての資質を問われた法相の執行。私たちは今回の執行の問題を考え、抗議していくために集会を開催します。ぜひ、ご参加ください。
日時:2017年7月27日(木)17時30分〜18時45分
場所:衆議院第一議員会館 国際会議室(1階)
主催:死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
NPO法人 監獄人権センター
死刑廃止を推進する議員連盟(予定)
「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク
問合せ:フォーラム90
東京都港区赤坂2-14-13 港合同法律事務所気付
電話:03-3585-2331
FAX:03-3585-2330