5・24つくば弾圧への抗議声明 その1

 5月24日早朝、私たちの仲間Aさんの自宅に突然押しかけてきた茨城県警つくば中央署は窓ガラスを割って強引に侵入し、家宅捜索をした上にAさんを建造物侵入容疑で逮捕していきました。私たちは茨城県警に対し強く抗議し、連れ去られたAさんの一刻も早い解放を求めます。
 容疑とは3月18日につくば市国際会議場で行われた科学甲子園というイベントを視察しに来たG7大使館職員に対して、プラカードと肉声で行った抗議行動を指しています。つくばの同じ国際会議場で5月に行われる科学技術担当大臣会合の問題性を指摘していた私たちは、会合そのものへ参加して抗議の声を直接届けることはまず無理と考え、せめて大使館職員に直接、文字通りの意味で声を届けようとしました。当日大使館職員を前にプラカードを掲げて声を上げ、警備員に追い出されて行動は終わりました。それから2ヶ月以上過ぎて、いまさらの逮捕です。私たちのつくばサミットへの取り組みは昨年12月に始まりこの5月のつくばでのサミット前日の対抗シンポジウムと当日のデモで終わっています。だからこれは単にAさんや私たちの取り組みに対する妨害、弾圧ではありません。今行わ れている「伊勢志摩サミット」への抗議行動全体に対する弾圧であり、見せしめと考えてます。
 プラカードを掲げての抗議行動は誰にでもできる、一番手軽な抗議行動といっていいでしょう。もちろん場所も問いません。閉ざされた会場で行われていたのならまだしも誰に対しても開かれていた(だから入れました)会場での、きわめて穏健な、原初的と言ってもいいような抗議行動をすら弾圧していいのなら、弾圧はどんどん拡がっていくでしょう。これを許せば、私たちはやがて路上での抗議も、それどころかこれまた文字通りの意味で声を上げることもできなくなってしまいます。今のように、ほかの国からすればおよそ控えめなデモや抗議行動すらも、今以上に政府や国家の視線を気にしながらでしか行えなくなるということです。もはやそんな国に民主主義などありません。 
  サミットとは英語で山頂のことだそうです。七つか八つの国が「先進国」のさらに頂点と自称して、「先進国」に都合のいい秩序を押し付ける集まりがサミットです。そんな集まりはただの「先進国」のわがままだし、民主的でもありません。そのような集まりの問題性を指摘し、抗議をすることは「先進国」だと思っている国の政府や警察には面白くないでしょうが、自分たちの気に入らない者、意に沿わない者を好き勝手に逮捕する国が先進国であるはずがありません。もっとも、私たちが今住んでいるこの国が先進国かどうかなど、日々の暮らしにあえいでいる、頂上であるよりはむしろ底辺と言っていい私たちにはどうでもよいことです。
私たちは5月24日につくばで行われた弾圧に抗議し、逮捕されたAさんの一刻も早い解放を、茨城県警に求めます。
 
5月26日 つくばサミット弾圧救援会
 
連絡先 090-8441-1457 (加藤)
メール tsukubakyuuen@gmail.com
ツイッター つくばサミット弾圧救援会 @tsukubakyuuen
ブログ 「つくばサミット弾圧救援会のブログ」 http://tsukubakyuuen.hatenablog.com/
カンパの振込先
口座記号番号 00130-8-265235番
口座名称 つくばサミット弾圧救援会
ゆうちょ銀行以外からの振込の場合は、
店名 0一九(ゼロイチキュウ)店 (019)
預金種目 当座
口座番号 0265235
 
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「5・24つくば弾圧への抗議声明に賛同します」

★賛同

・個人の場合
お名前     (             )
肩書き(あれば)(             )
・団体の場合
貴団体名    (             )
・名前の公開の可・不可 (       )

★連帯・支援のメッセージをお願いします。
メッセージはブログにアップロードさせて頂きます。
(                          
 
上記のフォーマットに記入の上、メール:tsukubakyuuen“あっと”gmail.com
(“あっと”を@に置き換えて送信下さい。)にお送りください。
 
★救援カンパのお願い
弁護士費用や交通費などの諸経費のために、ぜひみなさまのカンパをお願いいたします。
郵便振替で、用紙に「つくばサミット弾圧救援会へ」とお書きいただき、以下へお振り込みください。

口座番号:00100-3-105440 「救援連絡センター」

※救援会の正式な郵便振替口座が開設しましたら、あらためてご連絡します。

刑事訴訟法等の一部改正法案の衆議院本会議での可決・成立を強く弾劾する!

本日の衆議院本会議で刑事訴訟法等の一部改正法案は、与党並びに民進党の賛成の下で可決され、成立した。

本法案は、村木事件や志布志事件で明らかになった警察や検察不祥事に対する反省から、取調べの可視化を目的として始められたものであるが、可視化の対象となる事件については裁判員裁判対象事件に限定され、ほんの一部の事件の可視化を認めたに過ぎない。
その一方で、通信盗聴法の対象犯罪を従来の組織犯罪の四罪種から刑法犯罪である窃盗や詐欺にまで拡大し、質的転換を認めている。たとえどのような「組織性の要件」を加えたとしても、それは、「共謀」の一部としての「組織性」であり、そんな要件は何の意味も持たないことは明白である。さらに、通信事業者における通信盗聴から、特定電子計算機を用いた盗聴に変え、すべてを機械的処理で済まそうとしてしまった。この機械的処理についての正確性はだれにもチェックされることはなく、警察が正確だといえば正確ということになり、そんなものを信用することは無理である。
さらに、他人を警察や検察に売り渡す司法取引も導入された。これは、新たなえん罪を生み出すものに違いない。日本の取り調べは、供述中心主義であり、また、人質司法である。このような状況における司法取引は、まさに取調室という密室でのやり取りであり、売渡した者の供述が正しいという保証はどこにもない。このような司法取引の導入よりも、まず行わなければならないことは、供述中心主義からの解放であり、人質司法からの脱却である。
このように大きな問題を抱えた法案の審議において、参議院法務委員会は、たったの27時間しか審議せず、それは、衆議院法務委員会での審議時間の37パーセントである。良識の府である参議院での審議時間は、おおむね衆議院の6割から7割である。それにもかかわらず審議を打ち切り、採決に走ってしまった与党や民進党を弾劾する。
衆議院法務委員会は、昨年8月の採決以降に発生した新たな事象について、すなわち今市事件で提起された問題について十分な質疑もせず、ただ慣行としての再議決を行った。今市事件が提起した問題は、憲法38条3項にかかわる重大な問題である。それを無視して採決したことは、法律そのものに違憲条項を含むものであり、その成立を認めない。
このように大きな問題を抱えた本法案を十分な審議もせずに本会議にかけ、可決・成立させた暴挙は、歴史的に弾劾されるとともに、国民から強く批判される。
私たちは、本法案の違憲性を主張し、今後とも戦い続けることを表明し、本法案の成立を、声を大にして弾劾する。

2016年5月24日
救援連絡センター

東アジア反日武装戦線と私たちの来た道、行く道 5年連続集会 虹の彼方へ 第4回 「直接行動」という「暴力」をめぐって

●内容
講演 酒井隆史(社会思想/著書に『暴力の哲学』等)
現場から 井上利男(原発いらない金曜日!JR郡山駅西口ひろばフリートーク集会世話人)
現場から 宮里シンタロウ(国立競技場周辺で暮らす野宿生活者を応援する有志)
報告 死刑囚・無期囚・有期囚たちの明日について など

※酒井隆史
1965年生れ。社会思想。著書に『通天閣 新・日本資本主義発達史』(サントリー学芸賞受賞)、『自由論 現在性の系譜学』、訳書にネグリ&ハート『〈帝国〉』(共訳)等。

●日時・場所・料金・主催等
2016年5月21日(土曜日)午後3時開演~
日本キリスト教会館4F※同会場で「虹会」も予定
地下鉄東西線「早稲田」下車徒歩5分 新宿区西早稲田2-3-18 (早稲田奉仕園内)
参加費/1000円  「虹会」は別料金(500~1000円で検討中/持ち込み歓迎)
主催/東アジア反日武装戦線への死刑・重刑攻撃とたたかう支援連絡会議
連絡先/電話:03-3812-4645(風塵社)/E-mail:sienren@gmail.com

●呼びかけ文
2013年 第1回 「大地の牙」………………………ある前史について(森詠さん、伊達政保さんらの証言など)
2014年 第2回 「さそり」…………〈さそり〉の毒は希釈されたか(「底辺委員会」の人々による討議など)
2015年 第3回 「狼」……………「狼」の誕生 「北海道」に生まれるということ(太田昌国さんの講演など)
これまでの3回は(期せずして、だが)〈大地の牙〉・〈さそり〉・〈狼〉という3グループの前史を辿ってきたのだが、第4回は同時代の問題と直接的に関連するテーマで、と検討してきた。
彼らとその闘いを歴史上の物語として伝承しているのではない。「事件」から40年余というのは「伝説」どころか、「神話」にさえなりかねない、危うい時間だが、それを許さないのは、今も獄中にある死刑囚、無期囚、懲役囚、そして出所者として生活している当事者たちの存在そのものだろう。
同時代人としてある私たちは「東アジア反日武装戦線」の闘いとその思想を、(批判的にであれ)どのように語り継いでいけるだろうか。
昨年(2015年)は、「イスラム国」での日本人人質事件から、パリの同時多発「テロ」事件に至るまで、私(たち)にはその行為者の心性が理解不可能な出来事の連鎖があった。
「国内」では、3・11以降の反原発・再稼働反対の民衆運動の積み重ねの上に、安保法案に反対する声の連日の国会前デモの高揚をみながら、それらが、選挙の投票結果に反映されなかったことから、安倍政権はこれ以上の「右」はないと思えるほどの崖っぷちを歩み続けている。この崖から落ちる時には、私たちも道連れになるのだ。
「東アジア反日武装戦線」の闘いは(少なくとも初心は)そんな今の状況にも似た「日本帝国主義」への抗議だった。当時はベトナム戦争での軍需産業が標的とされたり、「公害輸出」が問題にされたりしていた。今、私たちは「同じ過ち」に陥らず、どのように闘うことができるだろうか。そんな問題意識を共有する機会にしたい。

【声を上げよう!明日拡散を】「関東圏の放射能被害」

4月14日(木)20時早稲田あかね
話し手 園良太(心臓疾患)、岡田としこ(脱被ばく実現ネット)、福島の甲状腺被害者、ぺぺ長谷川(だめ連 松平耕一(メッセージ、チャット参加)
主催・詳細・地図https://t.co/BTIzKvkPXm

<集会不参加となった松平耕一さんからのメッセージ>

★4月14日「関東圏の放射能被害」集会(20時~「早稲田あかね」)で発言予定だった松平耕一さん(大腸がん患者)が、体調を崩して入院のため不参加になりました。こうして予定が立たない、病床や家で苦しむ、悔しさ、それが健康被害の本質です。松平さんが病院からメッセージを寄せてくれたので集会で読み上げます。問題の本質を見事に表しています。ぜひ参加、拡散をお願いします。

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「福島原発事故による健康被害者の会」という団体を紹介したい。この会の中心的なメンバーは、国会議事堂前の反原発運動などで、よく顔を会わせていたものたちで、特に、3・11以降に病気に罹った人々が中心となりできた。彼らは、3・11後の早い段階で、遠方への自主避難をせず、自分たちは東京で活動しているが、放射能被ばくのせいで病気になるかもしれないという予感を抱いていた。

私個人の感覚で言うと、避難はせず、東京に残り、たとえ被ばくのせいで病気になったとしても、東電を非難し東電の解体を見届ける必要があると思った。3・11の起こる以前から、福島原発を有する東電の電力による供給を、ムザムザと得て生活をしてきたものにとっては、原発事故に際して、なされなければいけない責任があると思ったのだ。

「健康被害」の問題で言うと、放射能による被害に敏感なものたちを「放射「脳」」と呼び、嘲りの対象にする文化がネットにはある。ある病気を、原発事故のせいでなったものだと論証するのは論理の飛躍が必要で、非常に難しいことではある。しかし、過去のどんな公害病も、その発生の時点では、病気の存在と、企業による環境汚染が対応したものであるとはなかなか認識されず企業の責任も国家の責任もすぐには追及されなかったことだろう。

今問題なのは、実は福島原発事故による被ばくのせいで病気になっているかもしれないのに、そのことがそれとして認識されず、無視され、見過ごされていることではなかろうか? 私たちは、企業と国家の原発政策により、健康に生きる権利を生まれつき剥奪されていたのに、そのことを指摘することも許されていないのだ。

しかし、チェルノブイリ原発事故の例を見ても、相当な遠隔地域でも被ばくによる健康被害の報告は上がっている。日本においても、健康被害というものが広域において起こっているかもしれない現状について、告発していく運動が必要である。私たちの身の回りでも、不審な死や理由不明の若年世代の病気が増えている。かくいう筆者も、現在、ステージ四の癌にかかり、十年生存率は八パーセントだということで、体調が悪く、入院しながらこの文章を書いている。

病人は思い通りには活動ができない。私が呼びかけ人となり私が主催する、「被害者の会」のスターティング集会があったのだが、その直前に突然具合いが悪くなり、急遽入院となった。集会を行えなくなるのが悔しくて、病院のベッドでボロボロ泣いている体たらくである。病気になったものは、結局、闘病のために、体力と金と時間を奪われて、分断されて「黙らされて」しまう。病人には集会に集まる力も、文章を書く気力もない。「サバルタンは語ることができるのか」といったようなことが、私たちの直面する課題だ。

「被害者の会」は、ごく素朴には、病人の互助会という形をとりうる。患者どうしが見舞いをしあったり、一緒に料理を作って食べたり、個人の宅に集まって体操をしたりするといった小さなサークル活動が、日々の反原発運動のトウソウ課題でありうる。考えてみるに、今までなされてきている反原発運動は、「フクシマ」を代弁し、支援する、「地域」に注目した運動ではなかろうか。それはもちろん必要だが、私たちが次に取り組むべき反原発運動は、各自の「身体」へと焦点を当て返すことだ。

原発政策は、私たち一人一人の個人の家庭を無茶苦茶にし、私たちを分断し、生への希望を奪っていきうる。原発は私たちの実存を消滅させうる。原発政策は、私たちの日常生活のなかに、テレビのブラウン管を通り抜けて、食卓の上の皿にまで浸透している。街頭や国会前の反原発行動に参加できずに、斃れ、避難していく人たちがいる。街頭行動のような公的な場から、病人たち各自のプライベートな家庭の領域へと、反原発運動を拡大させなければならない。

「空間」から「身体」へ、公的領域から私的領域へ。戦争の現場は、人知れず病気と戦う病人たちのベッドにおいても存在する。そして、病人どうしが連帯しあい、声を上げることで、国際的な、原発政策の基準の見直しを迫らなければいけない。また、放射能と健康被害の因果性についての国際基準の、幅を広げていくための戦いがなされなければいけない。世界思想史において、世界運動史において、跳躍し、投げられなければいけない一つの石がここにあるのだ。以下は「福島原発事故による健康被害者の会」の呼びかけ文である。(リード文松平耕一)

 「福島原発事故による健康被害者の会」を作りました。皆さんへの呼びかけ

「福島原発事故による健康被害者の会」から皆さんへの呼びかけ

・福島も関東、東北も危ない。放射能を恐がる権利、健康被害を避ける権利が必要!

・避難するための住居・仕事・人間関係を一緒に探し、国と東電がそれを作る事も求めよう!

・汚染の調査、健康被害の調査、全ての被害への賠償を国と東電に求めよう!

・孤立させられる放射能被害者が実際に集まり、日常的な不安、健康対策、避難について話し合える場と関係を作りませんか? 健康被害に関心がある、被害者を支援したい、脱被ばくを考え実践したいという方もぜひ!

私達は3.11福島第一原発事故による放射能被害に苦しむ人々です。事故後も福島県や関東に在住し続けたことにより、甲状腺異常、がん、心臓疾患を発症したり、皮膚病や体中の痛み、食道炎、化学物質過敏症の悪化などに苦しんでいます。これらに放射能被害が関係すると考えるのは、「事故後に突然発症し、理由も原因も不明で、一向に治らない」「これまでと同じ生活をしていたのに発症し、また若年世代が通常かからない病気にかかってしまった」からです。

世界最悪の原発事故は今も続いています。通常では100万人に1人と言われている18歳以下の子どもの甲状腺がんが、福島県では県の公式調査だけで16年2月現在166人も発生しています。1986年のチェルノブイリ原発事故でも少なくとも900万人に及ぶ周辺住民と80万人以上の原発作業員が被ばくし、その多くの命が奪われました。放射能による健康被害は明確に存在します。汚染は福島だけでなく関東や東北全体にも広がっており、今後の日本は大勢の命が奪われていく危険性が高いです。参考:「子ども脱被ばく裁判」の弁護団が裁判所に提出した東日本全体の広域汚染地図:http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html

チェルノブイリ事故では5年目から健康被害が本格化しました。放射能被害の核心は「人体の免疫力を下げる事」であり、誰もがあらゆる病気にかかる危険性や、個々人の持病や弱い部分がさらに悪化する危険性があります。だからどんな被害者のどんな小さな不安の声にも耳を傾け、横につなげ、訴える事が必要です。安全な空気・飲み水・食料を得られなくなった時点で日本社会に生きる人間は生存の基本条件を奪われた原発事故被害者です。今それを改めて確認し、放射能からの防護、避難、賠償の声を自分たちからも上げる時ではないでしょうか。

ところが日本政府は一方的な「収束宣言」を国内外に発表し、放射能は安全だというキャンペーンを福島と全国に張り巡らせています。そして避難区域を縮小し、賠償額に差をつけて住民を分断し、17年3月には自主避難者を支援住宅から追い出そうとすらしています。関東でも2020年東京オリンピックの宣伝と再開発に突き進み、原発事故が無かったかのようです。その結果、日本社会全体が事故と放射能被害を忘れ去ろうとしています。健康被害を放射能の影響だと認めない巨大な圧力が国によって作られているのです。

そうして最大の被害者が置き去りにされるとともに、私たち一人ひとりも放射能問題を話題にできなくさせられています。自らの不安や病気を口にしただけで「気のせいだ」「考えすぎだ」「疲れやストレスだ」「医学的に証明されていない」と言われ続け、孤立させられます。すると次第に病気も悪化し、動けなくなり、要求も防護も避難もできなくなります。被害者が増え続けても社会から次々と存在を消されていくのです。そうして私たちは命を奪われ、責任者が責任を逃れ、何も変わらないという未来が待つのではないでしょうか。

しかし広島・長崎に始まる過去の放射能被害者は膨大に存在します。世界最悪の事故が起き続けており、現に私達も病気になっています。この事実を他者が否定することはできません。まして責任のある国家や電力会社やメディアが行うべきは因果関係の否定ではなく最大限の証明・認定・謝罪・賠償です。証明を困難にしているのは私達の問題ではなく、核開発を優先して放射能被害の医学研究を積み重ねず、また被害を隠してきた世界中の国家と原子力産業の問題と責任なのです。

私たちは事故責任者の時間稼ぎの犠牲になり力尽きる事も、新たな核・原発推進の犠牲者となる事も拒否し、声を上げます。仕事や家や故郷を奪われた避難者の方々と連帯しながら、あらゆる健康被害を社会化していきます。放射能に不安を感じ、健康被害に苦しむ方。健康被害に関心がある、被害者を支援したい、脱被ばくを考え実践したいという方はぜひご連絡・ご参加下さい。

2016年3月19日

福島原発事故による健康被害者の会 連絡先:radiationdamage311@gmail.com

ブログ:https://radiationdamage311.wordpress.com/

FB:https://www.facebook.com/groups/1070200323032848/

ツイッター:@kenkohigai

ttps://radiationdamage311.wordpress.com/2016/03/19/

救援連絡センター定期総会

2016年4月2日(土) 13時開場

場所 東京芸術劇場5階 シンフォニースペース

(東京都豊島区西池袋1-8-1)

JR池袋駅から徒歩3分

プログラム

講演:前田 朗

「黙秘権と取調拒否」

演奏:Swing MASA

シンポジウム:2015年9月15-16日国会前弾圧被弾圧者たち

主催:救援連絡センター

デモは権利だ! 恩恵ではない 2016年2.11反「紀元節」行動における機動隊の理不尽な規制とデ モ妨害に抗議する

私たち「安倍戦争国家と天皇制を問う2・11反『紀元節』行
動」は、今年も渋谷で反天皇制・戦争国家体制に反対する集会とデモに
取り組んだ。
この日は、集会会場近辺で奉祝派のデモもあり、右翼街宣車も押しか
けるかとも予想されたが、デモの出発地点から離れたところで、在特会
系のグループが街宣し、また集会中に徒歩で数名の右翼が登場したほか
は、右翼の妨害は例年よりもひどいものではなかった。
一方、この日の警察・機動隊の不当な規制は、度を越えるものであっ
た。何ら正当な理由も必要性もない規制が、出発前から解散地点まで一
貫して加えられ続けた。それはまさに、規制のための規制、規制を自己
目的化した規制というべきものであった。
警察の指揮者だけでなく、多数の警察官が絶えず宣伝カーの窓ガラス
を執拗にたたき続け、「早く行け」「警告」と急がせた。それは運転妨
害になるほどだった。デモ隊と宣伝カーが離されないよう、車の横につ
いて歩いていた実行委のメンバーは、警官に囲まれ車から引き離され
た。その結果、宣伝カーとデモ隊との間にすき間ができると、こんどは
それを理由としてデモの参加者の体を押して、早く進めと繰り返す。こ
の不当なやりかたに抗議した監視弁護士さえ、私服警官に囲まれて歩道
に押し上げられてしまった。念のために言っておくが、デモ隊はことさ
らに遅れていたわけではなく、急がされる理由などなにもなかった。し
きりに急かすだけの警察官は、「デモの解散時間を知っているのか」と
いう抗議にたいして答えられず、さらには、間違ってデモの進行方向と
は逆に誘導しようとする始末であった。
デモ隊全体に対して、機動隊の並進規制や、後方や真横からの圧縮
(押し込め)が間断なくなされた。何人もの参加者が突き飛ばされた。
途中で具合が悪くなったり、倒れこんだ参加者も出た。これに抗議した
実行委のメンバーに対しては、「こいつらを歩かせるように指示しろ」
と言い、なおも抗議すると「逮捕するぞ、警告!何時何分……」などと
恫喝した。「許可条件を守れ、デモ隊は三列」と警官は繰り返していた
が、実は「許可条件」は四列なのである。さらに三列どころか、デモ隊
列は二列、一列にさえ押し込められていたのだ。また、「デモは交通の
迷惑になる(から規制されて当たり前)」と言い放つ警官もいた。デモ
は車道を歩くものであり、それが交通に一定の支障を来すのはあたりま
えのことである。そのことを前提にして、デモという表現の自由が尊重
すべきものとされるのだ。法を遵守しなければならない警察官が言って
よいことではない。
「今回のデモ参加者で、警官に押されたりさわられたりしなかった人
間はいなかったのではないか」という感想が聞かれたが、これは決して
大げさな話ではない。
とりわけ今回ひどかったのが、警察によるデモの参加者に対する暴言
や、侮蔑的な態度である。いつもであれば、デモ隊への妨害は同じで
あっても、口先だけは「詰めて下さい」「早く進んで下さい」と、表面
上「笑顔」さえつくる。しかし、今回は「前に詰めろ!」「お前ら早く
進め!」である。表面的な「ていねいさ」さえかなぐり捨て、その言葉
つきにふさわしい態度と顔つきは一貫していた。若い機動隊員の中に
は、薄ら笑いを浮かべつつ、高齢の参加者を「はい、がんばろう!」と
言いながら何度も押している奴もいた。実に許しがたいことだ。
こうしたことのすべてに、私たちは何度も抗議をしたが、責任者然と
した警官は「デモの許可を出してやったのは警察なんだから、お前らは
言うことを聞け」と公言した。デモは憲法に保障された思想・表現の自
由、基本的人権に属するものである。公安条例自体が不当なものだが、
東京都の場合デモは届け出制であって、基本的に受理しなければならな
いものなのである。たしかに「許可証」は警察署長の名前で出るが、実
際に「許可」するのは東京都公安委員会である。「警察がデモを許可し
ている」などというのは、二重三重に間違った寝言である。
私たちのデモは、高齢者や「障害者」も参加する、非暴力の市民のデ
モである。デモにたいして卑劣な暴力を繰り返す街宣右翼などを理由
に、警察は陰に陽に、デモへの介入を目論んできた。しかし、今回はそ
のような右翼は登場しなかった。そのようなかたちでのデモ規制をする
ことを通して、警察がデモを徹頭徹尾規制していく訓練がなされたので
はないかと疑う。今回、警備責任者は、実行委のデモ指揮者さえ無視し
て、デモ全体を警察の統制の下に進行させようとしたのだ。これは、い
つものデモとも、大きく異なるやり方である。おそらく下部の機動隊員
は、ただこのデモを急がせろ、規制しろという命令だけを受けて、それ
を「忠実」に履行するよう徹底されていたのではないか。多くの批判が
あるように、憲法を蹂躙して恥じない現在の安倍政権の強権的な姿勢
が、政権に批判的な言論・表現は規制されて当然という心性を、警察官
たちにも与え続けているのではないのか。
今回の警備がこのようなものであり、私たちがそのターゲットとされ
たことのほんとうの理由は、知るところではない。しかしはっきり言え
ることは、今回のデモ規制が、われわれの権利としてある表現行為を妨
害し、われわれが、われわれのペースとスタイルで街頭の人びとに対し
て訴えていく権利を侵害したということである。いま、全国各地で、さ
まざまにおきている街頭での人びとの抵抗や自己表現が、警察権力によ
る不当な介入や弾圧の対象となり、それにともなう人権侵害も目立って
いる。そこに見られるのは、法を恣意的に運用し、人びとの行動に分断
線を引く権力の無法である。
繰り返すが、デモの主体はデモの参加者であり、表現の権利と自由を
一片の行政権力が侵すことは許されない。警視庁、機動隊、私服・公
安、そして今回のデモに係わった所轄の警備警察官に対して強く抗議
し、二度とこのような不当な規制をおこなわないことを強く訴える。

2016年3月22日
安倍戦争国家と天皇制を問う2・11反「紀元節」行動

京大反戦ストへの弾圧を弾劾する!  ただちに、6人の学生を釈放せよ!  救援連絡センター

 

2月29日と3月1日、警察権力は全学連(斉藤郁真委員長)の6名の仲間を「威力業務妨害」容疑で不当にも逮捕した。これは京都大学当局が、昨年10月27日に京都大学でおこなわれた戦争反対のストライキを「授業妨害」と言いなし告訴したからだ。このような暴挙は歴史上はじめてである。また、これをそそのかし、恣意的に学生運動指導部をねらい打ちしたのが国家権力であり、安倍政権である。救援連絡センターはこの暴挙、戦争のための治安弾圧を徹底的に弾劾する。ときあたかも朝鮮侵略戦争への動きが一触即発の危機にあり、安倍政権はこれに参戦しようとしていて、反戦ストへの許し難い弾圧をしかけたのである。ただちに、6人の学生を釈放せよ。

何よりも、昨年10月の京大反戦ストライキは、安倍政権の戦争法強行採決への労働者民衆の怒りの反撃の先頭に立つものであり、国会前100万ー全国1000万の戦争法反対の思いと連帯するストライキだった。この学生たちを「告訴」した京大当局は、では何をしているか。自衛隊や米軍からの研究費を受けて戦争政策の片棒をかついでいる。学内に潜り込んだ警官を擁護して学生運動を弾圧している。この京大山極総長体制と闘ったのが学生の反戦ストだった。

3月7日から行なわれている米韓合同軍事演習は実に韓国軍30万米軍1万7千を動員する史上最大の軍事演習である。戦略爆撃機や空母を結集し、作戦計画5015という核戦争計画の訓練をするだけでなく、ただちに実戦に転化できる体制だ。安倍政権もこの3月から実施される戦争法をもってこの戦争に参加しようとしている。まさに戦争突入情勢下での治安弾圧である。

また、5月におこなわれる伊勢志摩サミットは世界に戦火を広げている大国の首脳たちの会議であり、世界と日本の労働者民衆の怒りと弾劾の的となっている。この開催を前にして、学生や労働者の反対闘争、反戦闘争を壊滅しようというのが今回の治安弾圧なのだ。絶対に許すことはできない。

ただちに6人の学生を釈放せよ。

2016年3月16日

草の根右翼は国境を越えて世界にはびこる!? -トランプ!仏国民戦線!独ペギータ…そして日本会議!-   4・23トーク&討論

【日時】4月23日(土)  545分開場、6時開始 

【場所】豊島区民センター  4階 第35会議室

アクセス:各線池袋東口下車徒歩約5分  ※資料代 500

【提起】鵜飼 哲さん  辻子 実さん

ヨーロッパ、アメリカで排外主義の嵐が吹き荒れています。「テロ」と「難民」をめぐって、大統領候補や政党の党首らが、レイシスト的暴言を吐き、大衆が喝采するという草の根右翼運動が拡がっているあり様は、日本の政治状況とも無縁ではありません。

改憲と戦争のできる国に邁進する安倍政権は、安倍本人はもとより、主要閣僚や自民党議員の多くが、排外主義右翼集団・日本会議のメンバーです。信じがたき暴言(本音)をほざく高市、丸川、麻生らは、いずれも日本会議であり、次期総理の座を狙う?稲田朋美はもともと極右の活動家であり、今や草の根右翼の支援抜きでは自民党は成り立たないとも言えるでしょう。

私たちは、差別と排外主義に抗する社会的包囲網をつくるために様々な取り組み、連帯・共闘を続けてきました。今回の集会は、「テロとの戦争」の一方で進む難民排斥や治安管理の強化、差別・排外主義の草の根的拡がりを見据えながら、その分析と洞察、対抗運動の展望を探るものです。

フランスの状況にも詳しい鵜飼哲さんには、「テロ」と「非常事態」によって何が変わったのか、私たちの側は、どのような国境を越えた連帯をつくりだせるのか。反靖国の取り組みをはじめ一貫して天皇制を問うてきた辻子実さんには、日本会議が政界から民間まで根付いた構図から何を読み取り、いかに対決していくのか、を語っていただく予定です。

連絡会は、こうした催しを通じて出会いと討論・交流の場を模索してきました。この情勢に危機感を覚えながら、いかに行動するのかを考えている多くの皆さんの参加をお待ちしています。

主催:差別・排外主義に反対する連絡会

ショックドクトリンによる共謀罪国会再上程阻止!国家緊急権反対! 盗聴拡大・戦後刑事司法解体法の廃案を勝ちとろう! ―戦争・治安法ラッシュを阻止する闘う流れを共同して創りだそう―

戦争国家実働化を阻止しよう!

今春は戦争・治安法改憲攻防の山場になる。戦争法・辺野古・反原発などを先頭に実働化阻止攻防が続く一方で、国内安全保障体制確立を目指す治安立法攻撃が相次ぐからだ。11・15パリ同時襲撃事件に対し、オランド仏首相は自らの空爆を棚にあげ・これは戦争だ・と叫び、気候温暖化反対デモ参加者200余名を逮捕するなど、いまも全土に戒厳態勢を敷いている。  5月伊勢志摩サミットを睨む安倍政権は、12・4「テロ対策の強化・加速化」方針を決定し、警察庁SAT(特殊急襲部隊)が自動小銃を携行する決定を下した。 昨年の戦争法攻防を反省することもなく暴走を続ける安倍政権は、国家緊急権を軸にした改憲に向け、その実質的態勢強化に向かっているといえる。惨事を自ら仕掛け便乗するショックドクトリン以外のなにものでもない。  私たちは、9・11事件を奇貨とした米・ブッシュ政権が、大量破壊兵器所有の大嘘で世界中を騙してアフガン・イラク戦争を仕掛け、IS台頭など中東に戦争と虐殺、大量難民を引き起こした直近の歴史を忘れるべきではない。  加えて、オランド政権が延長した非常事態法の内容に強く注目し警戒する必要がある。2010年頃から、米・英・仏・独・露・中そして日本など世界的な反・テロ・法ラッシュが続き、新たな段階に突入しているからだ。アルジェリア侵略戦争を機に制定された非常事態法は、直近では2005年パリ近郊での移民労働者叛乱に仕掛けられたが、今回は同法を改悪して適用され、更に憲法改悪まで目指されている。 劇場・集会場閉鎖、集会禁止、 危険な者の居所指定と警察・憲兵隊への出頭命令、 昼夜の別のない家宅捜査、 マスコミ等の規制、 居所指定されたメンバーが属する団体の解散命令などが、その内容である。新自由主義の危機深刻化の中で、従来型の統治能力をほぼ失ってきている帝国主義者らにとって、国家緊急権はオールマイティ・カードとしてある。  伊勢志摩サミットを控えた日本警察も『警察学論集』本年1月号で・テロ・対策特集を組み、官民共同で、治安弾圧・管理態勢を強化している。現場での弾圧エスカレート─秘密法に次ぐ盗聴法・司法取引そして共謀罪─国家緊急権による改憲は、文字通りワンセットである。民衆運動の未来を賭けて、何としても打ち砕かなければならない。 共謀罪国会再上程阻止!惨事便乗の安倍政権は恥を知れ!  共謀罪を再上程しようとする自民党の動きや『産経』の扇動は、ショックドクトリンの最たるものである。しかし、共謀罪国会再上程の策動は一昨年も前から菅官房長官らが国連組織犯罪条約批准に必要だと公言して、虎視眈々と狙ってきたものである。マフィア対策を主眼とする同条約は、パリ同時襲撃事件やテロ対策とは直接の関係はない。デマを流し、使えるものは何でも使おうとする政治姿勢は強く糾弾しなければならない。  『産経』が悪扇動する・国内テロ・対策としての・組織犯罪準備罪・の骨格は、第1次安倍政権が画策した・テロ等謀議罪・と瓜二つである。しかも、当時の売り物であった(今では700近くに上ると推定される)対象犯罪削減に全く触れないなど、安倍政権の強硬姿勢が露わになっている。  民法改正など昨年通常国会来の積み残し法案や刑訴法等改悪案参院審議が残り、常識的には今通常国会への共謀罪上程は無理だとされるが、2月に東京で国際テロ・国際組織犯罪専門家会合が開かれるとの情報もあり、予断を許さない。早急に反対の声をあげ、反撃に起ちあがろう。 刑訴法等改悪案の参院廃案を勝ち取ろう!  刑訴法等改悪案をめぐる攻防は続いている。盗聴拡大・裏切りや密告の制度化・冤罪拡大をねらう刑訴法等改悪案は、衆院通過を許したものの、反対運動の力で、政府・法務省・日弁連執行部などが狙っていた昨年通常国会成立を阻止した。・全会一致・の短期・拙速制定に賭けた法務省らの目論見は失敗した。安倍政権の秘密法→盗聴法→共謀罪制定による現代版治安維持法態勢構築への野望に対して大きな打撃を与えている。  昨年通常国会閉会以降も、日弁連人権擁護大会情宣、院内集会、福岡市民デモ、全国52単位弁護士会への反対声明要請、2・5日弁連会長選情宣、国会行動、単位弁護士会主催の共謀罪集会など、いまも反対の声は広がっている。力をあわせ、悪法を廃案に追い込もう。  通常国会の予算案審議終了後の4月から刑訴法等改悪案審議が始まるとされるが、廃案に追い込むには、それを待つわけにはいかない。院内・外を貫く闘い、参院選(廃案)まで実質一カ月半の攻防をいかに闘うかが問われている。『産経』1月21日号が同法案について・暗雲漂う─国会日程余裕なく…関係者落胆・と報じたが、一方で強行採決も噂されている。法務省らに悪夢を見させてやろう。気を引き締め、大衆運動の力で参院採決阻止─廃案へ! 反対の声を大きく広げよう。  戦前日本では、関東軍による張作霖爆殺事件を・満州某重大事件・とのみ報じ(真相は東京裁判まで隠され)、その3年後の関東軍将校らの謀略による・満州事変・勃発時には、NHKが史上初めて臨時ニュースを流して排外熱を煽りたてるまでに至っていた。爆殺事件直前の28年大弾圧(全国で約1600人一斉逮捕)と治安維持法改悪で反天皇・反戦勢力がほぼ壊滅させられた歴史を再び歩むわけにはいかない。 国家緊急権反対・改憲阻止の共同反撃へ!  新たな危機の中で進む世界的な・対テロ戦争・と安倍政権の暴走に抗して、戦争・治安エスカレート─明文改憲策動と対決する奔流を創りだすことが、のっぴきならない形で問われている。私たちは、今春の攻防を・共謀罪も盗聴法も秘密法もいらない・・国家緊急権反対・改憲阻止・・対テロ戦争反対・を掲げて全力で闘い抜くとともに、研究者・弁護士・各領域の活動家などが集まって交流・討論する「戦争と治安管理に反対するシンポジウム」を開き、濁流に抗して闘う態勢を創りだす。戦線を超えて共闘し、共に反撃しよう。時代の転換点を共に闘い抜こう。 戦争と治安管理に反対するシンポジウムィ「対テロ戦争とは何か? 今こそ断ち切ろう!戦争と弾圧・排除の道」3月13日(日)13時開場・13時30分~19時南部労政会館、 分科会(13時半~一六時) ・戦争・治安・改憲安倍暴走の行方  提起者:石川裕一郎さん(憲法学者)+現場から ・共謀罪・盗聴法・秘密法戦争・治安は一体 提起者:春日勉さん(刑訴法法学者)+山口正紀さん(ジャーナリスト) ・国家主義差別・排外を撃つ 提起者:安田浩一さん(ジャーナリスト、予定)+現場から 全体集会 16時半~19時 パネル・ディスカッション 提起者:清水雅彦さん(憲法学者) コーディネイター 足立昌勝さん(刑法学者) 連帯挨拶・リレートーク等 ・資料代 前売券500円・当日600円 *3月22日(火)「冤罪をふやし、盗聴・密告をはびこらせる刑訴法等改悪法案を廃案に!市民集会」(盗聴・密告・冤罪NO!実行委員会主催、18時~南部労政会館、500円)にご参加ください。共同行動の予定はhttp://hanchian.3zoku.comに流します。 (石橋 新一/破防法・組対法に反対する共同行動)

原宿署による拷問に対する抗議声明

 1月27日のオリンピックに向けて明治公園から野宿者を排除する攻撃に抗議したことで3月2日に令状逮捕されたAさんは原宿署の「保護房」で両手首を拘束具で強く縛られ、指先の感覚がなくなり、しびれと激痛に襲われるというすさまじい拷問を受けた。「拘束具で私の両手首は強く締め付けられ、手を少し動かすだけでも激痛が走る状態でした。……私はこのような状態で保護房の床に転がされて手首の痛みを大声で訴えましたが、無視され続けました。」と、Aさんは訴えている。これは不当な取調を拒否したことに対する報復である。
そうした原宿署の暴力行為に対して救援連絡センターは断固として非難し抗議する。
Aさんに対する拷問 を許さないぞ!
拘束具を使っての拷問はやめろ!
Aさんに謝罪しろ!
原宿警察署は、取調べを強要するな!
「保護房」は拷問のための房であり、即時撤廃しろ!
               2016年3月7日
                           救援連絡センター