★山城さん保釈される★「勝つためにはあきらめないこと」  「岩礁破砕許可」の期限は切れた!  辺野古新基地建設は違法だ!  工事の即時中止を求める3・31新宿デモ

沖縄防衛局はすでに大浦湾において汚濁防止膜の設置作業を始め、5月から本格的な工事を進めるとみられています。多くの市民がカヌーでの抗議やキャンプ・シュワプ前での抗議活動に参加しています。沖縄への差別政策と人権侵害を恥ずかしげもなく強行する日本政府に対して、関東に住むわたしたちも抗議の意志を示し、違法だらけの新基地建設工事を止めなければなりません。ぜひ3月31日はわたしたちの抗議の声を大結集しましょう。
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日時◇3月31日(金)18:30アビール開始 19:30デモ出発集合◇新宿アルタ前広場(JR・ 東京メトロ「新宿」駅東ロ)
主催◇沖縄・一坪反戦地主会関東プロック(090-3910-4140)
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■辺野古新基地建設に関する様々な許可権限は、沖縄県や名護市が持っています。辺野古・大浦湾の岩礁破砕許可も知事の権限です。この岩礁破砕許可は今月末で期限切れとなります。しかし政府は、名護漁協が漁業権を一部放棄したとして(漁業法3条参照)、岩礁破砕許可の再申請もせずに工事を強行するつもりです(漁業法22条参照)。地方自治体の正当な権限を、国が恣意的に無視することを認めては、地方自治そのものが骨抜きにされてしまいます。
■安倍政権は「翁長県知事による埋め立て承認取り消し処分を違法とした12月20日の最高裁判決」を盾に工事を強行突破するつもりです。この最高裁判決は証拠調べもせず、国側の主張をコピべしただけのひどい内容でした。裁判官は環境学の専門家ではないのに、環境学の専門家らによる第三者委員会の主張を一顧だにせず、仲井眞前知事の埋め立て承認を合法としました。これを根拠に工事を正当化することは許されません。
■国連人種差別撤廃委員会は、沖縄への基地集中を「人種差別」と判断し「彼らの権利の促進や保護に関し、沖縄の人々の代表と一層協議していくこと」と勧告しました。沖縄では、直近の県知事選、国政選挙の沖縄選挙区で「辺野古ノー」を公約する候補者が当選しています。「辺野古ノー」を選択した沖縄の人々を無視した日本政府の姿勢は、国際社会では人権侵害と認識されるものです。政府への抗議とともに人権侵害を許さない世論を形成していきましょう。
■微罪で150日間も勾留されていた山城博治さんが、3月18日の夜にようやく釈放されました。60名の刑法学者やアムネスティの釈放キャンペーン、沖縄選出国会議員の釈放
要請もありました。わたしたちの4万筆の署名、那覇地裁や地検への手紙作戦の効果もあったと思います。デモや抗議はムダではありません。まだ一名勾留中です。これからも抗議活動にまい進しましよう。
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