第7回死刑映画週間 死刑という刑罰

2018年2月18日(土)~2月23日(金)

■上映場所
渋 谷 ユーロスペース
東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 3F

■入場料金
一般1,500円/大学・専門学校生1,300円/シニア1,100円
会員1,100円/高校生800円
前売券 5回券4,500円/3回券2,800円/1回券1,000円

国家の中にあって、独自の自治空間をもつ先住民族の村が、外から丸見えの、解放的な牢屋をもつことがある。
人間の社会から、「犯罪」をなくすことは難しいのだろう。
したがって「刑罰」の仕方もさまざまに模索され続けてきた。
過ちが避けがたく起こる人間の社会にあって、犯罪をできるだけ少なくすること、
過ちを犯した人の再生/新生を手助けするような形の「刑罰」を考えること――――人々は、徐々にではあれ、
この道を歩んで、現在に至っている。
この先に開けている人間社会の未来からの視線で、現在ある司法のある方を顧みる。
この映画週間が、そのために役立つことを願って。

■ラインナップ&トークゲスト

スペシャリスト~自覚なき殺戮者~』(エイアル・シヴァン 1999 イスラエル・仏・独・墺・ベルギー)
トークゲスト:鵜飼哲

獄友』(金聖雄 2018 日本)
トークゲスト:金聖雄

新・あつい壁』(ヤン・ウソク 2013 韓国)
トークゲスト:黄英治

弁護人』(中山節夫 2007 日本)
プリズン・エクスペリメント』(カイル・パトリック・アルバレス 2015 米)
トークゲスト:坂上香

HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話』(佐藤慶紀 2016 日本)
トークゲスト:佐藤慶紀+森達也

ヒトラーへの285枚の葉書』(ヴァンサン・ペレーズ 2016 独・仏・英)
トークゲスト:木下昌明

白と黒』(堀川弘通 1963 日本)
トークゲスト:太田昌国